世間ではいまだに武漢ウィルスが猛威を振るい、日々感染者が増加している
僕は政治に介入するつもりはさらさらないのでコメントは差し控えるが、無能政府や行政が何をやろうとこの騒動は当分収まるまい
我が家のスタッフだけでなく、世界にいる櫻家の関係者2万人には1千万のボーナスを渡しておいた
無論、阿保みたいな特別給付金10万円に対する当てつけである
さてさて
今の季節、普段であれば北欧あたりで暑さを避ける僕であるが今年は敢えて日本に居続けている
それというのも、執事長坂崎が「白ひげ鯨村」への訪問を非常に楽しみにしているからなのだ
あちらへ行けば「ぺんぎん」姿になる坂崎なのだが、近頃はそれを妙に気に入ってしまい、折あるごとに
「旦那様、今日は白ひげ鯨村への視察はいかがいたしましょうか?」
などと、懇願するような目で僕へ問うてくる始末だ
どうやら彼には彼の目論見があるらしい
詳しいことは分からないがレベルアップをすると良いことがあるそうだ
我が家の馬鹿でかい純金製の電話は本来の機能ばかりでなく、驚くことに坂崎による呼び鈴のチューニングにより時空にゆがみを発生させ、僕たちを白ひげ鯨村に誘う機能を持ったことは周知の事実である
坂崎の懇願に負け、今日もまた僕らはミル世界へ飛び込んだ
ペットに24時間餌をあげていません
(。´・ω・)ん?なんだこれは!
天の声なのか、おせっかいなのか、妙なメッセージが現れるではないか
隣でサカサキが「ピキュ~ピキュゥ~~」と騒いでいる
どうやらなにか食べ物を与えろと言ことらしい
そう事ならばと荷物とを漁る僕、おぉ、なにやら「ペットのエサ」があるではないか!
だがしかし、その時僕は考えた
いかに今はペンギン姿の坂崎ではあるが、名にしおう美食家の坂崎の事だ、こんな出来合いのエサでは満足しないだろう
ならば彼の好きなフルーツを取り寄せてやろうじゃないか
スタッフに頼み、運営とやらに交渉させ坂崎の好物であるフルーツを僕の持ち物へ納めさせた
因みにこのフルーツは一般の住人へは配布不可、であるので悪しからずご了承願いたい
「サカサキ、君の好きなフルーツを冷やして持ってきたよ。これを食べてくれたまえ」
「キュピピピピピーーーーー!」
小躍りして喜ぶサカサキ
まずはこれだ、「アメリカンカスタードアップル」と呼ばれる「ポポー」である
これをジェラートに仕立てたものは彼の大好物である
「ングーー!」
どうやら旨いらしい
さらにとっておきのドリアンを取り出す。そのなかでもモントン種のような比較的食べやすいものではなく玄人好みのチャネー種である
ご存知の方も多いと思うが、ドリアンは非常に臭い!その中でもチャネー種はさらに強烈な悪臭を放つ
熟せば熟すほど、その形容しがたい、腐ったどぶのような、溶け切った玉ねぎのような、インドールやスカトールという、あ!それはうんこではないか!
ま、そういった臭さである
「ングググーーー!!ピキュルルルーーー」
大変旨いらしい
「サカサキ、満足したかね?」鼻をつまみつつ5mのソーシャルディスタンスを保ち問いかける僕
「キュピ~~~~!」
大喜びのサカサキであるがしかし・・・・
ペンギン状態のサカサキは当然のように手が使えない
それゆえ、辺り一面ばかりでなく顔の周り、体中にドリアンがこびりついているのだ!!
周囲に広がる悪臭!その中心に佇むサカサキ
「君 臭いよ・・」
Σ(゚д゚lll)ガーン(サカサキの心情)
この白ひげ鯨村には 漆黒斎 と名乗る御仁がおられるそうだが、今のサカサキはまさに
雲黒斎 である
どうか住人の方々のお願いをしておきたい
サカサキを見ても「うんこくさいーーー」といじめないでやってほしい
時がたてば、その辺で水浴びでもして臭くなくなるはずである(たぶん)
以上GA(ガチでアブノーマル)サカサキからのお願いである