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涼子ちゃんのMILU日記
タイトル レジストリ高速化1   おすすめ(60) 2011-03-07 10:43:20
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01.「カーネルを仮想メモリ上に置かない」 

02.「エクスプローラを独立したメモリ領域で駆動」

03.「時刻サーバとの同期間隔を長くする」

04.「旧8.3形式のショートファイル名の生成停止」

05.「特定のPCをマスタに選出させない」

06.「ファイルの更新日時情報を無効化する」


01.「カーネルを仮想メモリ上に置かない」

 

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management

 

値名:「DisablePagingExecutive」 DWORD値:(REG_DWORD)

Data=「1」 (16進数) 初期値:「0」

必要メモリ=512MB以上からの設定を推奨。

推奨環境=SP3 (動作確認が完了したSP)

 

 [-説明-]

WindowsXPは、システム(カーネル)を、仮想メモリ上で常駐しています。

カーネルを常駐させる為のメモリの領域を[カーネルメモリ]といい、

この[カーネルメモリ]は、物理メモリ上の[非ページプール]と呼ばれる部分と、

仮想メモリ上の、[ページプール]と呼ばれる部分に分かれています。

仮想メモリ上の[ページプール]は、ハードディスクにある為、

ここにカーネルを置いておくと、PC動作速度の低下を招きます。

カーネルが、仮想メモリ上に置かれる理由は、搭載メモリ容量少ないPCでも、

WindowsXP を起動できる様にする為の配慮です。

ですから、搭載メモリが512MB 以上であれば、カーネルをメモリに置きます。

高負荷のかかるプログラムを起動する環境の場合は、メモリ容量が、

さらに高い物に変更してから設定変更してください。

早くなっても、必要なプログラム起動しなければ、意味がありません^^

 

 

02.「エクスプローラを独立したメモリ領域で駆動する」

 

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced

 

値名:「SeparateProcess」 DWORD値:(REG_DWORD)

Data=「1」 (16進数) 初期値:「0」

必要メモリ=信頼性も考えて、2GB~4GB以上の環境での設定推奨。

推奨環境=SP3 (動作確認が完了したSP)

 

 [-説明-]

WindowsXP は、標準で、エクスプローラを起動した時のメモリ領域を、

共有しているので、ウィンドウを何個開いても、

同じメモリの容量の範囲で、メモリの容量を分けあい駆動しています

なので、メモリが有り余っている場合は、

それぞれを独立して駆動させた方が、エクスプローラが高速化します。

ただし、注意点があって、独立して駆動した場合は、ウィンドウ一つ開く度に、

エクスプローラ一つ分を起動する為に必要なメモリの容量を消費します。

ので、メモリの使用量は肥大してしまいます。

安定を重視する環境であれば、標準設定である共有にして、

速さを重視するのであれば、独立する設定に変更しましょう。

エクスプローラで同時に作業する数が多い環境で使用すれば、

メモリの容量は、膨大になるので、大容量メモリ2GB~4GB以上推奨。

自分の環境で使用しても問題がないかを、よく考えてから設定下さい^^

 

 

03.「時刻サーバとの自動同期間隔を長くする」

 

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\TimeProviders\NtpClient

 

値名:「SpecialPollInterval」 DWORD値:(REG_DWORD)

Data=15日「1296000」 31日「2678400」 (10進数) 初期値:「604800」(7日)

必要メモリ=特になし。時計が狂わなく、一番長い間隔に設定しましょう。

推奨環境=SP3 (動作確認が完了したSP)

 

 [-説明-]

WindowsXP は、時刻を補正する為に、

定期的にインターネットに接続して時刻補正します。

補正を開始するまでの間隔が短いと、微妙にパフォーマンスに影響でます。

なので、なるべく長い間隔で、インターネットに接続する様に設定変更します。

仕事で使うPCは、時間の正確性が必要なので、変更しない方が良いでしょう。

 

 

04.「旧8.3形式ショートファイル名情報の生成をやめる」

 

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem

 

値名:「NtfsDisable8dot3NameCreation」 DWORD値:(REG_DWORD)

Data=「1」 (16進数) 初期値:「0」

必要メモリ=特にありません。

推奨環境=SP3 (動作確認が完了したSP)

 

 [-説明-]

WindowsXP は、HDD フォーマット時に、NTFS を採用した場合、

NTFS のファイルシステムを書き込むと同時に、過去の古いファイルとの、

互換性を保つために、「8.3文字のショートファイルネーム」情報も作成する。

過去のウィンドウズOSからアップデートした等の場合以外は、

この、古い8.3形式のショートファイル名が必要になる場合は、

皆無といって良い程存在しないので、生成を停止すると良い。

 

 

05.「特定のPCをマスターに選出させない」

 

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Browser\Parameters

 

値名:「MaintainServerList」 文字列値:(REG_SZ)

Data=「No」 (文字列) 初期値:「Auto」

必要メモリ=特にありません。

推奨環境=SP3 (動作確認が完了したSP)

 

 [-説明-]

WindowsXP のネットワーク環境では、同じネットワーク上に存在する、

PC のどれか一台を、自動的にマスターに割り当てます。

マスターに選出されてしまうと、他のPCや、ネットワーク中の情報を、

マスター選出された PC が管理しなければいけなくなり、重くなります。

ので、スペックの低いパソコンや、重いプログラムを起動するようなPCは、

マスタに選出されたくありませんね?

重くなるのを防ぎたい場合には、選出されない様に設定します。

 

 

06.「ファイル読み書き時の日時情報の記録を無効にする」

 

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem

 

値名:「NtfsDisableLastAccessUpdate」 DWORD値:(REG_DWORD)

Data=「1」 (16進数) 初期値:「0」

必要メモリ=特にありません。

推奨環境=SP3 (動作確認が完了したSP)

 

 [-説明-]

WindowsXP を、NTFSファイルシステムで構築した場合は、自動的に、

読み書き日時の情報を詳細に記録する様に作られています。

そのハードディスクにアクセスした日時、そのファイルを開いた日時、

閉じた日時、書き換えてはいないが、開いたことのあるファイル日時、

その他の、アクセスした記録を詳細に記録しています。

これを無効化することにより、PCの負荷を減らし、高速化できます。

無効化すると、フォルダ・ファイルの更新日時の情報も更新されなくなります。

 

 

カテゴリ:その他 > その他
コメント(3)
とも37 2011-02-13 18:26:57  
xpから実装されてるんですね
VISTAなら、大丈夫かな
涼子ちゃん 2011-02-13 23:19:30  
Vista使えますよ^^
涼子ちゃん 2011-02-14 11:07:04  
あっ、上の話は、「カーネルを仮想メモリ上に置かない」の話です^^
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