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07.「XP 検索コンパニオン無効化」
08.「無線LANサービスを無効化」
09.「HTTP1.1 並列コネクション数の変更」
10.「HTTP1.0 並列コネクション数の変更」
11.「バルーン通知を無効化する」
12.「デスクトップアプリケーションヒープを増やす」
07.「XP 標準検索機能の検索コンパニオンを無効化」
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\CabinetState
値名:「Use Search Asst」 文字列値:(REG_SZ)
Data=「no」 (文字列) 初期値:「SP3で値は存在しません」
必要メモリ=特になし。
推奨環境=SP3 (動作確認が完了したSP)
高速対象=標準検索機能。停止したことによる若干のシステム高速化。
[-説明-]
WindowsXPは、標準で、ファイルやフォルダを検索する機能があります。
その検索機能の中に、アニメーションの犬の検索コンパニオンがでて、
初心者の為に検索しやすい様にする機能があります。
この機能は、初心者以外必要のない物なので、意味のない、
アニメーションを停止する為に、検索コンパニオンを無効化します。
無効化すると、意外にPC高速化できます。
08.「無線LANサービスを無効化する」
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\WZCSVC
値名:「Start」 DWORD値:(REG_DWORD)
Data=「4」 (16進数) 初期値:「2」(初期のデータは、PCにより変わる可能性)
必要メモリ=特になし。
推奨環境=SP3 (動作確認が完了したSP)
高速対象=サービスを停止したことによる、若干のPC高速化。
[-説明-]
WindowsXP で、無線LAN (Wi-Fi) を使用しない環境の場合は、
レジストリ単位で、無線LANサービスを停止すると良い。
標準が無難と設定を変更しないと言う人もいるかもしれません。
ある日突然、無線LAN デバイス を買う日が来るかもしれませんよね。
ちなみに、OS側で、「Wireless Zero Configuration」サービスを停止しても、
機能を停止することができます。
09.「HTTP1.1 並列コネクション数を適切に変更する」
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings
値名:「MaxConnectionsPerServer」 DWORD値:(REG_DWORD)
Data=「2~16」 (10進数) 初期値:「SP3で値は存在せず接続数は2に制限」
必要メモリ=特にありません。
推奨環境=SP3 (動作確認が完了したSP)
[-説明-]
WindowsXP は、恐らく、SP3からだと思いますが、(曖昧な記憶)
並列コネクション数が制限される様になりました。
設定変更しない場合、1.1 は、初期の接続数は2になっていて、
変更することができない様になっています。
ですが、上記の値を新規に作成することにより、接続数を任意に変更可。
高速化する為に設定する物なので、接続数を増やしすぎると、
重くなって逆にウェブページの表示が遅くなったり、
画像がリンク切れを起こしてしまったり、
Internet Explorer が、フリーズしてしまったりします。
一番最適な接続数を、ツール等で調べて設定してみましょう。
一応、最大は、レジストリの仕様により、32までいれられると思います。
が、パソコンの性能があるので、上の範囲で最適な設定をしましょう。
10.「HTTP1.0 並列コネクション数を適切に変更する」
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings
値名:「MaxConnectionsPer1_0Server」 DWORD値:(REG_DWORD)
Data=「4~8」 (10進数) 初期値:「SP3で値は存在せず接続数は4に制限」
必要メモリ=特にありません。
推奨環境=SP3 (動作確認が完了したSP)
[-説明-]
WindowsXP は、恐らく、SP3からだと思いますが、(曖昧な記憶)
並列コネクション数が制限される様になりました。
設定変更しない場合、1.0 は、初期の接続数は4になっていて、
変更することができない様になっています。
ですが、上記の値を新規に作成することにより、接続数を任意に変更可。
高速化する為に設定する物なので、接続数を増やしすぎると、
重くなって逆にウェブページの表示が遅くなったり、
画像がリンク切れを起こしてしまったり、
Internet Explorer が、フリーズしてしまったりします。
一番最適な接続数を、ツール等で調べて設定してみましょう。
一応、最大は、レジストリの仕様により、32までいれられると思います。
が、パソコンの性能があるので、上の範囲で最適な設定をしましょう。
11.「バルーンの通知を完全に無効化する」
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced
値名:「EnableBalloonTips」 DWORD値:(REG_DWORD)
Data=「0」 (16進数) 初期値:「SP3で値は存在しません」
必要メモリ=特にありません。
推奨環境=SP3 (動作確認が完了したSP)
[-説明-]
WindowsXP の右したに、吹き出しで通知される機能があります。
色々な操作を促したりする機能なのですが、結構重い様です。
なので、無効化してみましょう。
ただし、アンチウィルスソフトのセキュリティ警告のバルーン等、
重要な通知であっても、バルーン表示は無効化されます。
上級者で、必要ない機能であると思った場合に設定してみましょう。
12.「デスクトップアプリケーションヒープを増やす」
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SessionManager\SubSystems
値名:「Windows」 展開可能な文字列値:(REG_EXPAND_SZ)
Data=「=1024,3584,512」 (文字列) 初期値:「=1024,3072,512」
必要メモリ=問題ないと思いますが、512MB はある環境で使用するのが確実。
推奨環境=SP3 (動作確認が完了したSP)
[-説明-]
WindowsXP では、リソースは無いと書いてあるところがありますが、
ちゃんと、リソースにあたる物が存在します。
それは、デスクトップアプリケーションヒープというものです。
昔のリソースと違うところは、
メモリ上のリソースの領域制限により、
リソースの領域の容量変更ができなかった物が、
XP のデスクトップアプリケーションヒープでは、
変更できる様に緩和されています。
初期のデスクトップアプリケーションヒープでは、
リソースがあきらかに不足しているので、
問題のあるアプリケーションを起動したさいに、
エラーが表示されてしまう可能性が高いです。
こういったエラーを回避するために、ヒープの容量を増やします。
アプリケーションの起動を軽くする効果もあります。
設定方法ですが、上記のデータは、長いので、
書き換える部分以外を省略してあります。
データを開いてみて、数字が三つに分けて書かれてる部分があるので、
そこの真ん中の数字を、デフォルトの数値から、256ずつ増やしていき、
設定します。普通は、3584 と設定すれば、じゅうぶんだと思います^^b