今回のお題は「私のとっておき豆知識!」。
市販のドリップ用コーヒーの粉
自家焙煎コーヒー専門店を謳う“自称”専門店
実は本当にマトモなコーヒーの流通は限られているって…知っていました?
窒素充てん で鮮度を維持し冷蔵保存で~~云々
そんな謳い文句 信用してはいけません。
確かに 劣化速度は抑えられるでしょう。
しかし、それ以前の過程での事には一切触れていませんよね?
そう。 根本的な部分。
それは 生豆の保存選別状態から既に始まっているんです。
御存知の方も多いとは思いますが
コーヒーは 珈琲豆を焙煎し 挽いて抽出した飲み物です。
TVのCMやパンフレット 促販POP などで一度は目にした事もあるかも知れませんが
主な輸送方法は 麻袋または樽に詰めた状態での海運です。
豆といえど生物なので 当然 病気になったり腐ったり害虫や鼠に食べられたりします。
こういった 状態の悪い豆 は 当然 美味しい筈がありません。
焙煎しても 焼きムラが出るだけで良い結果にはならないのです。
ところで・・・
コーヒーの飲み過ぎで胃が荒れてしまった
コーヒーをたくさん飲んだから胸焼けが…
なんて 心当たりがあるのでは?
それは全て コーヒーの粉に原因があるのです。
劣化したコーヒー もっと端的に言えば 腐った粉を使ったから。
本来 コーヒーという物は どんな料理にもある様に 賞味期限が存在します。
それは 焙煎してから どんなに長く頑張っても1週間が限度なのです。
正しいコーヒーの淹れ方
意外と知られていないのですが
実は家庭でも簡単にコーヒー豆を焙煎する事が出来ます。
近年は個人輸入など輸送方法も格段に増え
インターネットで顧客と直接取引をしている農園もある程です。
では、本当のコーヒーをどうしたら飲めるのか?
コーヒーを作るには いくつかの工程が必要です。
まず 生豆の選別。
病気や虫などに喰われた豆を取り除き 出来る限り 粒の大きさを均一に揃えます。
次に 焙煎。
専門店では専用のロースターという機械を使いますが
家庭の場合は フライパンと箸とコンロがあればOK
豆を焦がさない様に箸で常に動かしながら 中火~弱火でじっくり焙煎します。
焙煎度合いには3段階あり 味わいにも差が出ます。
・浅炒り―― ヨーロピアンに代表される軽い苦みと特徴的な酸味
・中炒り―― 一般的なレギュラーコーヒー 最もポピュラー
・深炒り―― エスプレッソ等に代表される 深いコクと苦みが特徴
焙煎の時、あの何とも素晴らしいコーヒーの香りが充満します♪
そして また選別。
焙煎を終えたら 焼け過ぎた豆や生焼けの豆を取り除きます。
最後に ミルで挽いて粉にしたら あとは抽出するだけ。
この様な一連の選別を行う技能を公式に認められた専門職があります。
コーヒー鑑定士
(Wikiより抜粋)
これは全世界的に認められる公式資格ですが、これとは別に
全日本コーヒー検定協会が実施する コーヒーインストラクターという資格もあります。
ちなみに私が知る限り
この様なきちんとした手順を踏んで販売を行っている事を公言しているのは
この 土居コーヒー だけです。
いかがでしたか? 「私のとっておき豆知識!」
え? 豆知識 が違う?!
まぁ そんな細かい事は気にせずにw
美味しいコーヒーでも楽しみながら素敵なひと時を楽しみましょうよ☆彡