私が初めて、MILU SCHOOLの校歌の合唱曲を聴いたとき、感じたこと。
卒業の思い出に歌ったので、自分のパートの部分だけは知っていましたが、
他の3つのパートに関しては、1度も聴いたことがなかったので、その完成度に驚きました。
そして、その歌詞に込められた想いに、感動しました。
MILU = May I Like You
謳っているのは、釣りゲームではなく、コミュニケーションゲーム。
目指したのは、争いのないゲーム。
学校が出来た時、MILUでは女性キャラの方が多いのに、
1学年は男女同数であることに拘った理由は、メモ調合システムで男女不平等にならないため。
メモ調合するためには、絶対的に交流が必要で、その結果できるのが「思い出のアルバム」。
第三学年のミッションは、感謝の期間で、ありがとう魔法のみ。
卒業ミッションは、「幸福の種」を配ること。
卒業制作は、肉声で校歌を歌い、それを1つの合唱曲に仕上げること。
グレイトフルデイズがMILUに託した想いは、この学校に凝縮されているように私は感じました。
PCの前には、生きた人間がいて、当然のことながら、感情があるということ。
文字だけのチャットというコミュニケーションは、感情が伝わりにくい、
だからこそ、相手を思いやり、推し量る気持ちが大切であるということ。
「ゲームだから、何でもやっていい、嫌になったらそのキャラクターを捨ててまた1から育てればいい」
もしかしたら、そう考えている人もいるかもしれないけれど、それはとても哀しいこと。
肉声を聴くことで、これは単なるゲームではない、ということを実感した気がします。
でも一方で、この校歌には、もう1つのメッセージがあるように私は思いました。
「新しい世界を強く一歩踏み出していこう」
MILUはあくまでもゲームで、娯楽。
寝食を忘れてこの世界にどっぷりはまり込むのではなく、リアルの方が大切なんだということ。
MILUの中で癒されて、リアルへの糧にして欲しい。
目指すのは、MILUからの卒業・・・癒しの必要のない平穏・・・?
グレイトフルデイズがMILUに託した真意はわかりませんが、
私は、校歌を聴いて、今までのいろんな出来事が頭をよぎりました。
やっぱり好きだなあ~MILU^^