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その日は朝から仕事が山積みにもかかわらず
同僚は上機嫌でした。
「今日ね、朝起きたら「冷蔵庫にそぼろ弁当入れておいたから持っていってね」と
妹のメモがあってね、今日のランチは妹の手作りそぼろ弁当なのー|( *´艸`)ウフフ♪」
「わー妹さん優しいねー 私たちなんて今日もいつものマックだよー」
「味見くらいならさせてあげるよ。早くお昼にならないかなぁ」
彼女のテンションが移って、午前中はみんななんとなくウキウキしながら
お仕事しました。
そして待ちに待ったお昼休み。
いつものメンバーでいつもの会議室に集合、ランチタイムです。
もちろんみんなの注目は彼女が取り出したタッパーに・・・
「では!いっただきまー・・・」
皆が見守る中、タッパーの蓋を開けた彼女がぴたりと固まりました。
「・・どうかした?」
「大丈夫?」
「あーうん・・・あのさぁ」
「なになに?」
「誰か醤油持ってる?」
??????
「タッパー間違えて持ってきたみたい」
そう言って彼女が差し出したタッパーの中には
真っ白な豆腐が一丁 水に揺れていました。
「そういえば、冷蔵庫から出したときに中で ちゃぷんて音がした気がしたんだよねー」
いや、ちゃぷんてした時点で確認しようよ!
皆につっこまれながら醤油ナシで冷奴ランチをもそもそと食べる彼女の姿を
思い出すたびに笑ってしまいます。
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