以下の文中の小林て誰かわかる人いるわけないか
小林:俺、最初なの?
川本:そうなんです。記念すべき1回目。顕作さんは、僕の恩人だから、ぜひ1回目にお願いしたかった。僕が、芝居のときの居方がつかめずに行き詰っていたころ、顕作さんが「もっと自由になっていいよ」って言ってくれたでしょ。それで、勇気を持ってバ カみたいにやった。あれから吹っ切れた。
小林:バ カな目してたよね(笑)。
川本:してた(笑)。実は、この連載を始めるにあたって考えたのが、いろんな人の哲学を聞きたいなと。俺ね、演劇人に限らず、ミュージシャンとか、スポーツ選手とか、その人のね、持論が好きでね。
小林:持論ね。
川本:「イチローは朝カレーを食う」とか、何でかな?というようなことが、結構あってね。そういうのを聞くコーナーにしようと思って。
小林:うんうん。
川本:哲学家ってね、思想をフレーズにした人、うまくタイトルにした人だと思うんですよ。皆、同じような面白いことを思いついたとする。それを、「おー、なるほど!」って思わせるフレーズにした人ってオシャレでしょ。それが「哲学」というものだと。
小林:そうかぁ。
川本:それで、顕作さんの「オレの哲学」を聞きたいなということなんです。
小林:哲学か~。
川本:はい、で、早速ですけど、この間の宇宙レコード、面白かった!
小林:へへ、ありがとうございます。
川本:俺、宇宙レコード見るの初めてだったでしょ。
小林:そうね。
川本:ずっと前から知り合いなのに。
小林:うん。
川本:顕作さんて告知メールくれないからね。あんまり。
小林:そうね。しないね。
川本:これって哲学でしょ(笑)。
小林:そうだ、俺の哲学は
「告知メールをださない」
(笑)。
川本:なぜ?
小林:人からもらうのは嫌じゃないし嬉しかったりもするのよ。「あ、アイツ、今こういうこと、やってんだな」とかわかるし。だけど、何故自分がやらないかというと…、友達の為には芝居してないから(笑)。
川本:なるほど。面白いな。
小林:お客さんの為にやってるから。告知メールを出すのは、仲間を呼ぶみたいで、自分としては、ずるい感じがするんだよね。だけど、知らせたいって気持ちも全然ないことはない。だから、直接会ったときには渡すの。それって時の縁だから。
川本:確かに、ご縁だね。