イギリスのグラム・ロックの雄、Roxy Music(ロキシー・ミュージック)見参!
ピーター・バラカンが語っていました。
「彼らがデビューしたとき、大嫌いでね。でも人気はすごくて、当時レコード店でアルバイトしていた僕は、店で毎日こればっかり流れるからイヤでイヤで・・・でも、アルバムを重ねるたびにどんどん洗練されていって、いつの間にか彼らの大ファンになっていました。」
Roxy Musicは、70年代前半から80年代初頭にかけて、イギリスで大活躍しました。
ボーカルのブライアン・フェリーは、バンド時代からずっとソロ活動もお盛んで、74歳を数えた今でも現役で歌っています。昨年は来日公演も果たしました。
バンドでもソロでも、終始一貫フェリーさんが歌い続けるのは「恋」。
「愛」ではありません、「恋」。
カサノヴァか、ドン・ファンか・・・とにかく、だらしない男が、だらしない男なりに持っているダンディズムを、「恋の奴隷」ぶりを、演じ切って見せてくれます。
永遠に僕のあこがれの人となるでしょう。
ピーター・バラカンが語るように、バンドは初期と後期ではまるで別物です。
初期はドタバタした演奏で、お世辞にもうまいとは言えず、ブライアン・フェリーの動きも目つきもキモいですw
初期のライブは見てはいけない、と言われるバンドの一つです。
でも、音が裏返るほど高らかにサックスを吹き鳴らすアンディ・マッケイはめちゃカッコいいです。
そして後期になると、見事にAOR(アダルト・オリエンティッド・ロック、大人向けのロックって意味ね)バンドへと脱皮します。
2曲聞き比べてみてください。
初期の「Do The Strand」、そして後期の「More Than This」、いずれも素晴らしい曲ですが、同じバンドの演奏とは思えません・・・
Do The Strand - Roxy Music
More Than This - Roxy Music