モッズは、自分たち自身に厳しいドレスコードを課しました。
スーツはしわ一つない、ピタピタに細い3つボタン。ズボンは折り目正しく、丈はつんつるてん。
カジュアルダウンするときは、ジャージか、Fred Perry(フレッド・ペリー)のポロシャツ、あるいはLonsdale(ロンズデイル)のTシャツ、それにリーバイス。
リーバイスは、ピタピタにしたいがために、わざわざ濡れたまま履く人もいたとか。
髪型は、下の画像のように整えます。
いまでこそ短く、小ざっぱりとして見えますが、当時はこれでも長いといわれ、不良扱いされました。
乗り物はスクーター。イタリア製のベスパ(ローマの休日!)やランブレッタが好まれました。
改造や装飾をするのも彼らの楽しみの一つでした。
スピードは出しません。髪型がくずれるからです。
そして、彼らはスーツに埃がつくのを嫌がり、よくスーツの上から羽織っていたのが、いわゆる「モッズ・コート」です。
米軍の放出品でした。
大捜査線で、青島刑事が愛用していたアレですね。
お持ちの方も多いのでは?
そして、かれらの旗印である、青と白と赤の輪っかのマーク「モッド・ターゲット」。
色はもちろん英国国旗「ユニオン・ジャック」に由来していて、もともとは英国軍が訓練の際に用いていた的のマークです。
このしるしの下に、モッズは結束していたのです。

ちなみに、ぼくが以前バンドのロゴマークにしていたの下の画像。
MODSの証と、イタリア好きを掛け合わせたものですが、要するにもろパクですw

コーヒーバーでエスプレッソを飲み、洋服やレコードなどを品定めする。夜はクラブでDJがかけるR&Bや、ロックバンドの演奏に合わせて踊る。
それらすべてをライフスタイルとして楽しんでいたのが、モッズなのです。