これがモッズ特集完結編です。
この特集の初回に書きました、「MODS(モッズ)」とは「Moderns(モダーンズ)」の略。
つまり、「現代人」という意味です。
60年代モッズの名残なら、サラリーマンのスーツのシェイプをはじめ、町中至るところに見ることができます。
でも、60年代風のレトロな格好をするのが真のモッズと言えるでしょうか。
「現代人」と言えるでしょうか。
「現代的だ」という形容動詞に5段階の成績表をつけるなら。
1・・・現代文化についていくことをあきらめている。
2・・・現代文化についていけていない。
3・・・現代文化にアンテナを張っている。
4・・・現代文化を積極的に取り入れている。
5・・・現代文化の最先端の位置にいる。
上記、ぼくに言わせると、どれもモッズではありません。
だれかが作ってくれた「出来合いの文化」にお付き合いしているようでは、いくら最先端にいようが真のモッズとは呼べません。
それはただのオシャレな人。
モッズとは、次世代の流行を先取りしていなければいけないのです。
もし、好みの文化がショーウィンドウに並んでいないのなら、自分で作ればいいんです。
ぼくは、自分の聴きたい音楽が現代にはないから、自分で作って聴いています。
いわば一種のDIYですよ。
ぼくはいま、髪の毛を伸ばして、右側だけ高く上までバリカン入れてます。
で、横分けにして長い方は全部左側に落としています。
その髪型で毎日会社に通っています。
ぼくは、マニキュアを塗って会社に通っています。
ぼくは、緑色の、あるいは茶色の、ダブルのスーツで会社に通っています。
ダークスーツ全盛のこの時代、見かけない色のスーツです。
ついでに言うと、ダブルのスーツ、そのうち流行ると思っています。
一方で、オフィスカジュアルみたいなのに反発して、誰も締めていないネクタイをぼくは毎日身につけています。
ぼくは自分で、「時代の最先端のつぎ」をいっていると思います。
オシャレなどとは言われず、会社ではウキます。上司も苦々しく思っているでしょう。
モッズは煙たがられるものなんです。
時代がついてこれないからです。
より現代的であろうとすると、結果として古いなにかに反抗せざるを得ないんです。
でも、「煙たがられるぐらいに流行の先を行っていなければ真のモッズとは呼べない」ということを意識して、ぼくは「2020年型モッズライフ」を楽しんでいます、過去11回のこの特集に登場した先輩方同様に。
モッズじゃなくてもいい。アナタなりのライフスタイル、持ってますか?
持っているなら、Ready Steady Go!
(完)