晴時々曇
当時付き合っていた彼女と、カフェでデートをしていた。
人一倍格好つけたがりな俺は、はりきっておNEWの服に身を包み、
お気に入りの香水もし、言葉使いにも細心の注意を払い、完璧にこなしていた。
口臭消しにもガムを噛んでエチケット。
ここまでは良かった。
俺は、歯並びを治すため矯正をしているのだが、ガムを紙に吐く際に、その矯正器具にひっかかり、見事なまでびょ~んと伸びた。
・・・長い沈黙。
一旦、伸びたガムを口元まで戻し再度チャレンジ。まさかの、またもびょ~ん。長い沈黙の後、彼女が一言。
「・・・大丈夫??」
いや、せめて笑ってくれ。