MILU小説 -第一章-その日は朝から不思議な日だったんだ。
「♪~♪」携帯の音で目を覚ました僕は・・・。携帯に表示されたのは見慣れない番号だった。
誰だろう?恐る恐る電話に出てみた。
無言のまま・・・
電話の向こうでは「笑ってMILUとも(ぇw)」が流れていた・・・。するといきなり、目の前が真っ暗になったかと思ったら、怪しい音楽とともに、何かがやってくる気配を感じた。
な・・なに?
背後から突然|||-_||| 貞子・・・・・・ はっ! と気が付くと、まだ携帯がなっていた「♪~♪」 気がつくとメールが届いていた。
miluで出会った あの場所で待っています❤ฺ
MILUで出会ったあの場所とはどこだろう??携帯の画面を見つめてしばし考える。出会いの広場かな?とりあえず行ってMILU 僕の心は、なぜかドキドキしていた。
あの感情を僕は思い出しながら、あの子に会える事を楽しみにしている自分・・・。しかし、誰も来ないまま1時間が過ぎる。場所を間違えたのだろうか??いや、そんなはずはない!!ふと、噴水を覗いてみる・・・
||-_||| 貞子・・・・・・
貞子・・この噴水でよくはまってた貞子。僕の可愛い恋人貞子。僕は、彼女の面影をこの水面に思い浮かべていた。こちらを静かに見ている。彼女はなぜ、僕の前から姿を消してしまったのか・・・・
あっ また携帯の音が・・・ ((o(б_б;)o))ドキドキ・・・
待ってるのに (;ωq`),,,,,,クスン・゚・ どうして??
ここで言っておくが、貞子とは、実は "ていこ" と読むのだ。珍しい読み方というのもあり、オレの記憶に残っている・・・ さらさらの長い髪 ていちゃんは昔と同じだな。
あの頃の俺たちは・・・
携帯の音に気付いた瞬間、音は鳴りやんだ。着信履歴を見ると、貞子・・・そう、ていこからだった。久々の電話に戸惑いながらも僕は、電話をかけてみた… 「お掛けになった電話番号は、現在・・・」と低いトーンで
女性が語っている。そう、それがていこの得意技なのである。
「ビックリしたぁ?ww」
とケラケラ笑う彼女…昔から変わらない彼女の笑い声…
変わらないなぁ…
懐かしい声・・・
でもていこは、4年前に亡くなっているはず。
「変わらないな~、ていこは。大丈夫だよ、僕は君の事を忘れてないよ。」
僕は静かに携帯を切った。よし、明日ていこの実家を訪ねよう。きっと死因に何かあるはず・・・ていこを助けてあげなきゃな。
翌朝 ていこの実家へたずねると
そこには実家ではなくマンションが立ち並んでいた。一体何があったというのか?愕然とするしか僕には出来なかった…。太陽だけがあの日と変わらずに僕を照らし、この白い世界に一点の影をのこしていた。数日後、パソコンの電源を入れ、再びMILUの世界に足を踏み入れる。
ポストボックスに貞子からお手紙が!
ミルトモで確認するがオフライン、外から書いたのだろうか?僕の頭の中には、ふとした疑問が浮かんだ。4年前に亡くなったはずの貞子。では、先日、話したあの、貞子の声は、一体誰なんだ?時空を超えた映画、MATRIXを思い出した。もしかしたら、ほんとうに存在して、逢えるんではないだろうか。僕は混乱してきた。
Σ(゚д゚;)
ミルトモリストの貞子がインになってる・・・
オレの心にINしてきてくれたのか、ていこ・・・
ためらいながらも、ていこに移動してみた・・・
うぁ~~~ここはどこだ?真っ暗で見えない。MAPで位置を確認すると、あの噴水のようだ・・・
僕は、どうやら、水の中から見ているようだ・・
え・・・?
僕は、見覚えのある顔を水の中から、見ていた・・・。怖さよりも驚きよりも再会を喜び名前を叫ぶ。
貞子!貞子なのか!?
あの頃と同じように、ていこはやさしく微笑んでいる・・。
貞子!俺だ!聞こえないのか!?必死に叫ぶも彼女は微笑むだけで次第に僕の意識は薄れていった。リストを確認するのが怖い・・・。でも、見ないわけにはいかなかった、恐る恐るリストを開いた・・・。
いる…INしてる…
オレのていこ…遠くからでもいい、一目でいい、姿を確認したい…ていこ・・。なぜ僕の前からすぐに消えてしまうのか・・。僕は貞子の元へ行く前に フレチャで話しかけてみた。俺は決心した。このMILUの世界で再び、ていこを見つけると!ていこからのフレチャは返ってこないままだが、さぁ!行こう。 ていこを探しに!
手始めに僕は、顔の広いピシュルに、ていこを見ていないか訪ねてみた。ピシュルが言うには、10分ほど前に魚を処分に来たらしい。10分かぁ~そんなに遠くには、行ってないなぁ~
「これで、お洋服が買える・・」
とつぶやきながらここを後にした・・との事だった。洋服を買う・・・となれば行き先は限られるな。僕は店を順に回るために走り出した。ていこは本が好きだった。もしや、書店に顔を出してるのでは…。色々考える前に走りだしてみよう!俺一人で探すのは大変だ~。俺と一緒に、ていこをさがしてくれるやさしい人は居ないだろうか。
そうだ!!!あの人にたのもう!!!
あの人ならきっと協力してくれるはずだ!!!あの人がINしてることを確認して、さっそくあの人のところへ飛んでみた。
!!
そこで見たものは・・・。そう・・・。
貞子の兄貞夫さんである僕のバディさんで今も昔もとても頼りにしている人だ。頼りがいのある貞夫さんなら、なんとかしてくれそうだ・・・。相談してみよう!
しかし・・・・
貞夫が本当の兄であるかは定かではなかった・・・。いい機会だ・・・確認してみよう。貞夫さんのヨミは存じ上げてなかったのだが、失礼かも知れないが、"ていお" でいいのかも確認してみたい…。
いや・・・・待てよ・・・・「ていふ」という可能性もある・・・
どうやったら傷つけずに確認できるのだろう・・・。その方法から考えてみよう傷つけずに確認する方法…イベントのテーマになりそうだ…。
そんなことを考えながら、貞夫さんに会うためにバスに乗った。誰かが窓の外で俺を呼んでいる。しまった!貞夫さんのところに飛んだんだった。降りても良かったが考える時間がほしくこのままいくことにした。バスに揺られながらいろいろ考えてみた。
貞夫さんのこと、そして貞子のことを・・・・
「あ…あのぉ…」
背後から僕を呼ぶか細い声が聞こえた。
「はぃ?」
僕は、そっと振り向いた…。そこには一人の老人が・・・。
「具 と申します」
警視庁捜査1課の具警部だ通称「具さん」具さんは以前貞子が亡くなった時の担当だった方だ。あの時落ち込んでいた俺をよく励ましてくれたっけ・・・。
「具さんでしたか…お久しぶりです」
そうだ…具さんに貞夫さんの読みを聞いてみよう♪いきなり聞くのもおかしいので世間話をしてみた。具さんの部下のベジさんは元気でいらっしゃいますか?すると、具さんは答えた・・・。
「お~~お~~~ベジかあいつはよく噛むからなぁ・・・警部にはむいておらん!」
「殉職したよ・・・・」
「犯人を追って崖から落ちたんだよ・・・。 まだ遺体は上がってないが さすがにもうだめだろう・・・。」
具さんはそっと顔を窓の外に向けた。具さんの背中が小さく震えていた。
僕は、何も言えなかった。
外の雨も涙を流しているように思えた。
そして、一瞬だまったあと、具さんは重い口をひらいた。夜中になると、その崖から悲痛な叫び声が聞こえてくるという噂だよ。まるであの黄色い大きな文字のように・・・。死んだはずの貞子が現れたのとベジさんが崖から落ちて消えた事件は何か関係があるのだろうか??僕はベジさんが落ちた崖に行ってみたいと思った。聞けば 具さんもこのバスであの崖に花を添えに行くらしい。僕は具さんにお願いして同行させてもらうことにした。
しばらくして バスは目的の停留所に止まった。バスを降りて気がついたが先ほどまでの曇り空が嘘のように
太陽が崖を照らしていた、ぐっさんと花をそえお祈りをしているとあの人がやってきた・・・そう貞夫さんだ。
ていこの兄の急な出現に驚き、僕は思わず
「あっ!ていふさん!」
と叫んでしまった。
それを聞いて貞夫さんはキョトンとした顔をしていた。
「ていふさんってだれですか?」
と貞夫さんは言いました。その返答を聞いた僕は内心あせった。「しまった、外したかっ・・・」困った僕を見た具さんは、親切にもそっと耳打ちしてくれた。
「違うよ、彼の名前の読みはね・・・」
『さだふ なんだよ』
僕は『さだふさん』といったらさだふさんと思われる人に
『さだおだよ!』
と怒られた。。僕はさだおさんにスッゴイ睨まれ、その場の雰囲気がとても悪くなった。何かしなければならないと思い、、、
何も思いつかない・・・
混乱してきた僕は「失礼しました」と笑って、その場を誤魔化した。きまずい雰囲気が流れる中、突然僕の携帯が鳴り出す。慌てて携帯を取り出し画面を見ると発信は・・・・・貞子?!急いで電話に出て僕は叫んでいた
「ていこ!!!!!!!」
しまった・・・
「貞子!?」と貞夫さんは僕の顔を覗き込んだ。
貞夫さんに気をとられているうちに貞子からの電話は途切れ…意を決して貞夫に聞いてみることにした。。。
「貞夫さん・・・貞子は・・・本当に亡くなったんですか?それともまさか・・・」
僕は静かに貞夫さんの返答を待つ。海を越えてきた風が静かに僕達の髪を揺らす。貞夫さんは驚いたような戸惑っているような、不思議な表情をしている。僕は今朝からの不思議な出来事を2人に話した。
説明を終えたあと、貞夫さんは予想外の事を口にした
「じつは・・・」
「実は…貞子は生きてるんだ…ただ、あの日この場所から落ちて…記憶がないんだ…」
僕は言葉を失った。記憶がないのになぜ、僕に電話をかけてきたのか?昔と変わらない口調で話した電話は何だったのか??僕の記憶はあったのだろうか???とにかく貞子に会ってみる必要がある。
「今どこにいるんですか?貞子に会わせて下さい!」
自分を抑えきれずに貞夫さんに詰め寄る僕。貞夫さんは表情を曇らせ、こう言った
「今、貞子に会わせる事は出来ない。何故なら…」
彼女は誰かに狙われているからだ・・・
「誰かって誰?」
って問いかけると・・・貞夫は急に小声になって
「ここでは言えない… ベジ刑事の殉職に深く関わってるんだ」
僕は、言葉を失った。愛する彼女が事件に巻き込まれてるのかと思うと僕はどうしても彼女と連絡を取りたいと思った。
「とりあえず、今は彼女は誰にも会わせないほうがいい・・・」
PTには入っているのだろうか?パーティー欄を一つずつ丁寧に確認していく・・・ああ・・・PCの電源が・・・プチッ
駄目だ・・・。くっ!こんな時に・・・。どうしても確認したい事があるそうだ、ネカフェへ急ごう!!
・・・・あの崖の上での出来事から一夜明けて、MILU内でなら貞子に会えるかも・・・。と考えPCに向かったが、どうも調子がよくない。そして今のこの状況に至っている訳だ。僕は逸る気持ちを抑えながらバスに乗った。バスの車窓から外の景色を眺めていると、ふと誰かの視線を感じた。あわてて周りを見回すと、最後部座席にいるサングラスをかけた男に気付いた。あの男は確か・・・
ベ・・・ベジさん!!!!
少し痩せてはいるものの、死んだと思われたベジさんではないか!!すぐに声をかけたい気持ちを抑え、様子をみることにした。まもなく、バスが止まりベジさんが降りた僕はベジさんに気づかれないように後をつけてみた・・・
ベジ刑事は、ここでも何か必死にメモを取っている・・・あのメモの中に、何かが隠されているかもしれない・・・
なぜ ベジさんがここに...?
どうやら,べじさんに気づかれたようだ。1枚の暗号らしき紙を投げた。
【08 05 12 16 13 05 (※01→A 03→C)】
紙にはこう書かれていた。この数字はいったい何を意味しているんだろう?場所?時間?次の中山競馬場のメインレースの予想?・・・・だめだ、まったくわからない。だが、最後の括弧内を見てふとひらめいた。・・・これは数字のアルファベットへの置き換えだ!すると本文は・・・HELP ME・・・
なんだって!!
HELPMEとは・・・?!まさか・・・?! そのとき僕はある真実が見えたような気がした。『HELP ME・・・』 ベジ刑事に見えたその人は実は・・・・・・ていこ??!!
いやいや、もう少し考えてみよう。昨日貞夫さんはベジさんの件と貞子の事は関係があると言っていた・・・ とすると、ベジさんも貞子同様狙われてるいる可能性も・・・
狙われている?いったいダレに・・・?僕の頭の中には、色々な事が巡っていた。 この男性の後を歩きながら、気づくと僕は、あの崖の場所の近くに来ていた。「誰かいる。」あの姿は・・・
僕は咄嗟に物陰に隠れて様子を伺った。どうやらベジさん(らしき人)は、あの人に会いに来たようだ。
そしてあの人の姿には見覚えがあるが、まさか・・・
貞夫さん…
いや、貞子!?
僕は一瞬、目を疑った「て…貞子」声をかけようとするのに気付いたのか、まるで僕から逃げるように慌てて走り去ってしまった。そんな貞子を僕と同じ様に見つめる1人の男性…あ、あの人は…
たろさん....
間違いない!
なぜ・・・タロさが・・・!タロウさんのとこも気になったが、今は貞子を追いかけよう・・しばらく、貞子の後を付けると・・・着いた場所は・・・「魔法師の家」シャシャ!?なんで、こんな所に・・・。しかし、僕は魔法師の家に入るに戸惑った。新米魔法師のシャシャになんの用事があるのだろう?まさか何かの魔法なのか・・・
いや、待てよ・・・
僕とすら会うのは危険だと言っていた貞子が、あの崖に居るはずがない・・・これは何かの罠なのか?ベジさんの親友のタロウさんが見ていたことと関係があるのか・・崖に誘導されているようだ貞子を追いかけたいのはやまやまだが、危険を感じる・・・ここは別の線から真相を追う方がいいかもしれない。
となると、何か知ってそうなのは・・・タロウさんか!
タロウさんはまだ崖に居るのだろうか・・・胸騒ぎを覚えながらも、僕は再び崖の方向に足を向けた。崖に着いたが、もうタロウさんは居なかった…。まだ近くに居るかもしれない!探してみよう!!
探し続けて何時間たっただろう・・諦めかけた時だった。具刑事とタロウ氏が目の前に現れた!この2人の関係は・・・ タロウさんは、元刑事で今は探偵をしてるようだ。探偵が元刑事というのは良くある話だ。だが彼はなぜ探偵に?ひょっとして貞子のあの件と何か関係があったのだろうか・・・探偵といっても、主な仕事は浮気調査だった。まさか貞子が浮気・・結婚してたのか?その相手が僕で調査されてるのか・・浮気調査??
「すみません。具さんに頼まれたのはこっちの封筒でした。」
具さんはゆっくりと封筒を受け取り中身の書類を取り出すと丁寧に目を通し始めた。そして最後の資料を読んだとき驚愕の表情を浮かべた。
「一体、どうしたんですか?そこには何が書かれていたんですか?!」
食い下がる僕に、具さんは「いや・・・」と呟いただけだった。それ以上は聞けず具さんを見ることしか出来なかった。聞きたい…。 だけど聞かない方が良い。何故かわからないけど、そう思っていた。一体あの封筒の中には何が書かれていたんだろう?具さんのうろたえ方は尋常じゃなかった。きっと貞子の件にも関係があるに違いない。貞子は僕の身辺調査をしていた・・なぜ?彼女の愛は偽りだったのか・・・いや、そんなはずはない!僕は貞子を愛していたし、貞子も僕ををきっと・・・・急がねば!・・・火曜のメンテまでに真相を掴まなければと焦る僕の携帯がふたたび鳴った♪ 慌てて携帯を取り出し、急いで通話ボタンを押して耳に当てる。
「あ、もしもし?オレオレ、オレだよオレ」
・・・・ただのオレオレ詐欺だった・・・
どうしよう…引っかかった振りしてみたい気もするが…いや、今はそれどころじゃない!
「お掛けになった電話番号は現在…」僕はそう言って静かに電話を切った。なんでこんなときに・・・
もう残された時間は少ない。やはりここは具さんにもう一度聞いてみよう。
「具さん!! いったい何がおきているんですか!? 僕にはもう、何が何だか・・・・。」
詰め寄る僕に圧倒され、具さんが遂に重い口を開いた。
「ぜ・・・全部貞子なんだ・・・。ていこが・・・」
したのか・・・。
「全てはていこのしわざなんだ・・・さっきのオレオレ詐欺も、なんやかんやでていこの仕業なんだ・・・」具さんはそっと封筒を差し出した・・・おもむろにソレを受け取りざっと目を通すと、僕はどうしようもない程の不安に襲われた。それは、新米魔法師シャシャからの手紙だった・・・・。貞子 ていこの今までの仕業が、書いてあった・・・。
「なぜ・・・なぜ貞子がこんなことを?それに 彼女は記憶喪失じゃないんですか?!」
僕は具さんとタロウさんに激しく詰め寄った。
その時携帯の音が・・・プルプル♪俺なんだけどさ・・・と、KY(古い^^;)な詐欺電話がまた掛かってきた。
「♪~♪」
またか、と思い電話に出てみた。すると、どこかで聞いた声が聞こえてきた。ていこだ!!!まちがいない!!「貞子!貞子なんだろ!?今何処にいるんだ!!」
返事はない・・・
「ていこ!!」
「・・・・私・・・ていこなんて読みじゃないわ・・・」
(えーーーーーー!?)
「そ、そうだよね~! 間違えるわけナイじゃん。冗談だよぉ・・・」
(やばい! 違ったのか!? ホントの読みは確か・・・・。)
無言で悩んでる僕に、貞子はボソッと呟く。
「てか、あんた昔からイントネーションが違うのよねぇ」
何だろう?この違和感は。声も、少し舌っ足らずな癖のある話し方も全部、貞子そのものだ。でも何か違う!そう、僕の中で何かが警告する。。。イントネーションが・・・違うだって?そう、僕は関西出身なので標準語などの発音が微妙におかしくなる。でも、その事は貞子はいつも笑って突っ込んでくれてたはず!?
(こいつ・・・ていこじゃないな!?そうだあの、あの合言葉で確かめてみよう!)
「哀川翔は 何が好き?」
(ていこならあの言葉が返ってくるはず・・・)
「釣り、ゴルフ、昆虫採集(カブトムシ)」
その間は0.5秒、まるでWikipediaで調べたような答えが返ってきた。僕はその答えで確信した。この声の主は貞子ではない!!!誰だろう??誰かに似ている気がするのだが・・・。この貞子をよそおって接触してくる奴の目的はなんなのか・・・。僕は探ってみることにした。しかし、なかなか手がかりは掴めない・・・息抜きに、MILUクイズに答えてみるものの、やはりピンと来ない・・・
「!!」
その時、誰かが俺を呼んだ。驚いて振り返るとそこには本屋のカムさんが立っていた。
「君にこの本を渡すように頼まれたんだ。」
そしてもう一人の男・・そう、あの有名なジャパネットたかたの高田社長がそこにいた。
「この液晶TVは本当にいいですよ~!!」
僕は心から液晶TVが欲しくなった。
「そのTVいくらですか?TV台も付きますか?」
と、聞きたくなる心を抑えて僕は渡された本に目を落とした。その本の表紙にはこう書かれていた・・・
「円高還元セールに騙されるな!!節約主婦なら買い物はこうする!」
最近不景気だからこんな本が人気あるんだなぁ~。ちょっと読んでみようか・・ふむふむ・・なるほど!・・・って、感心してる場合じゃない。この本にはきっと貞子に関する何か秘密が隠されているはずだ!調べてみよう。もう1度 本の中を1ページ1ページ確認していくと手紙を見つけた!!これはいったい・・・
そして、僕はその手紙を読んだ。な、なんと、そこには、この不思議な出来事の真相がすべて書かれていた。それは間違いなく、僕の愛したていこが書いた字だった。手紙を読んだ僕は、受け入れがたい現実を前に涙が止まらない。これが全部、ドッキリだったなんて!!!!!!!!
4年前から仕組まれていたドッキリ・・・
驚きと悲しみにくれていたところで僕は布団の中で目を覚ました。
「・・・夢・・・?どこからどこまでが・・・?」
そうだ 携帯がなっていたんだった。
「もしもし おはよう