一年半ぐらい、私のMac Proの縁の下の力持ちだった無停電電源装置の、バッテリ警告ランプが点灯して、ピピピピピピ…とアラームが5時間ごとに鳴りまくる状態に、今週の頭ぐらいからなっていました。
そのときの写真は撮っておらず、交換後の写真で済みませんw
右側の、バッテリに×印がついたアイコンのランプが赤くついて、5時間ごとにピピピピピ…って音が鳴ります。
この手のバッテリ、普通に買うと死ぬほど高いです。
えーと、一万円以上したと思います。
ところが、楽天さんで2,500円(送料別)という破格のお値段で、互換品バッテリですが販売されていて、レビューを見ると高評価が多かったし、半年までなら不良品交換に応じるとのことだった為、そこでバッテリを買ってきました。
基本的に純正のバッテリも、汎用的な規格に沿って作られているだけで、それを加工して純正バッテリとして販売しているだけなので、なんとかなるみたいです。
そのかわり非純正のものだと、実際に本体に組み込む為のコネクターやケーブル、ターミナルやヒューズなどは搭載されていないので、前の奴から剥がして取り付ける必要があります。
また、この機種の場合、小さなバッテリ2本を組み合わせて、一つのバッテリユニットとして使用している為、非純正の物だとそれが元々バラバラの状態になっている為、両面テープを使ってまっすぐずれないように貼り付けてから使わないと、ばらけてしまい使えません。
以下外した純正バッテリです。
二本が合体しているのが見えるでしょう!?
こんな感じです。
一番外側の正極と負極から電源を取り、中央の正極と負極は間にヒューズを組み込んで、そのまま接続する仕様です(直列繋ぎです)。
しかしこのバッテリの上についていた接続用コネクタ、全部両面テープ貼り付けだったんですけどwww
勿論、剥がすと再利用できないので、新品を貼る必要があります。
バッテリはかなり重たいので、超強力タイプが必要ですが、100均でもいいですし、ホームセンターやカー用品店などに行けば、良いのが置いてあります。
基本的にそこそこ簡単にやろうと思えばできるのですけど、一番難しいのが無停電電源装置のフロントベゼル(前フタ)を開けるところ。
左右の溝に指をかけて引っ張ります、と書いてあるけど、硬いのなんのって。
無理に爪を立てると、爪を割りますので要注意ですww
マイナスドライバーなどでこじれば開きますが、ここで俺が使ったのが以下のもの。
車いじりがお好きな人には、お馴染みの工具です。
クルマの内装はがしです。
左側の方で、プラ製の固定ピンをこじって外したり、大きな部分をこじったりし、右側の方で小さなところをこじるように出来ています。
今使うのは右側の小さくて細いほうです。
これを使えば、キズがつきにくく、しかも結構丈夫な為、おすすめな工具です。
とりあえず、バッテリを取り替えてセルフテストをした所、現在の所はバッテリ警報ランプは点灯しませんし、好調な動作をしている様に見えます。
格安で交換ができてなによりでした。
しかし、前々から思うけど、APCは矩形波タイプの無停電電源装置の製造打ち切って、500VA以上の大型タイプは、正弦波タイプのSmart UPSシリーズに一本化すればいいのに...。
今更、力率改善回路入ってない電源ユニット搭載したPCなんて、少なくともゲーム向けPCやハイエンドPCには、ないだろうになあ。
それに停電の時のバックアップ電源として使いたい場合は、正弦波でないと交流電動機(扇風機とか、冷蔵庫とか)を動かしたりする事はできないし、大きな矩形波タイプって一体誰得!?ww