「ゴールデンウィーク❤」
ゴールデンウィーク(和製英語 Golden Week, GW)とは、日本で毎年4月末から5月初めに
かけての休日が多い期間のこと。
大型連休(おおがたれんきゅう)、黄金週間(おうごんしゅうかん)ともいう。
「ゴールデンウィーク」の名称は、映画会社の大映が松竹と競作して1951年(昭和26年)に
同時上映となった獅子文六原作の『自由学校』が大映創設以来(当時)最高の売上を記録[3]し、
正月映画やお盆映画以上の興行成績を残したことで[4]、映画界でこの時期に多数の動員を
生み出すことや活性化を目的として当時の大映常務取締役であった松山英夫によって
作成された宣伝用語であり[4][5]、1952年(昭和27年) - 1953年(昭和28年)頃から
一般にも使用されるようになり[5]、他の業界にも広まった。
なお、このときの大映は続いて秋の文化の日を中心とした期間を「シルバーウィーク」と
名付けたが、当時こちらは定着しなかった[4][5]。
NHKや一部の民放、一部の新聞などは、「ゴールデンウィーク」という言葉が映画業界用語
だったことから、業界の宣伝になってしまうということや、年配者に分かりづらいという理由で、
単なる「(春の)大型連休」という表現で統一している[5]。
また、「ゴールデンウィーク」という言葉は2004年に損害保険ジャパンが商標登録している(第4824147号)。
この他にもNHKでは「大型連休」に統一する理由を複数公表しており[5]、
2006年5月7日放送の総合テレビ『横浜から突然生放送! 大型連休もさだまさし』の中でも
- 休めない人から「何がゴールデンだ」という抗議が来る。
- 1週間よりも長くなることが多く、「ウィーク」はおかしい。「ウィークス」という表現をする週刊誌も一部ある。
- カタカナ語の多用を避ける。
と「大型連休」を使う理由が説明されており、番組の構成作家は、ゴールデンウィークという言葉を
使うとタイトルが(新聞等の)テレビ欄に収まらなくなると述べている。