学生の頃の後期テストで同じような題で書いた覚えがあります。
授業を理解できない私にはありがたいテストでした。
しかし、今となればいったい何を書いたのやら覚えていません。おそらくは池袋の浮浪者から一升瓶を奪い取ったとか、無銭で入った雀荘で役満をつもったとかのレベルだったのでしょう。
小市民のラッキーなんてささやかすぎて思いつきません。
やはり私の場合、分かりやすいラッキーは賭け事に繋げるのが簡単です。
が、それも芸がない。
ちょうど今はシーク2周年なので、オーロラの国でのことを。
フィンランドはとても綺麗で楽しく、ずっといたかったのですが、物価と寒さに打ちのめされていました。しかも秋に半ズボンで乗り込んでいるから堪らない。
スウェーデンへ渡る船の中で、ドイツへ降りて行こうかと悩むのです。心残りはノルウェーのベルゲン。
悩みの中、船中で韓国系のアメリカ人と出会いました。どうやら私の事を知っています。
この一か月ほど前に、私が身ぐるみ盗まれた韓国人を助けたというのです。
ちょうど暇だったからウィーンへ連れて行き、フリーマーケットでただで服を貰う方法とYHにただ泊まりの仕方を伝えたことがあります。もしかしたら10万円くらい渡したかもしれない。所詮は暇つぶしの遊び相手だっただけ。
巡り巡って、私は恩を受けることになります。
ズボンを買ってくれて、一緒にベルゲンへ。
道中も一人、韓国人に会い(こちらは日本語も達者)、お礼を言われます。
ズタズタになって逃げ帰ろうとしていたところに、仲間意識の強い韓国人に会えてラッキーでした。
ベルゲンの町は未だにまぶたに焼き付いています。