今週はネタもなさそうなので、久々に頭にきたこのニュースを日記に書きます。
騒動の発端は18日、乙武さんは銀座にある人気イタリアンレストランでディナーを楽しむため予約して同店を訪れたが、同店がエレベーターの利用できないビルの2階にあったことなどから車椅子で入店することができず、店側からも「車いすなら、事前に言っておくのが常識だ」などと告げられて入店拒否されたという。そうした対応にショックを受けた乙武さんは、「ひどく悲しい、人としての尊厳を傷つけられるような思いをする車いすユーザーがひとりでも減るように」と、Twitterで店名を公開して訴えた。この一件は賛否両論を呼んだが、店側の対応や乙武さんの主張に対する賛否の声ばかりでなく、乙武さんが不用意に店名を公開したことに対して批判が相次いでいた。
↑ 概要 コピー&ペースト。
http://ototake.com/mail/307/
↑本人のブログ。ctrlを押しながらクリックするとウィンドウが出ます。
ニュースソースでもトップで取り上げられているので、乙武洋匡 でググると経緯や色々なコメントが見られます。
http://blogos.com/article/62742/
↑実際の店舗写真の載った記事。
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私は、店員の言葉の使い方に多少の非があったとしても、乙武の落ち度の方が大きいと思います。
第一に、60万人のツイッタ―フォロワーのいる、社会的影響力の大きい公人が、店舗名を晒して個人攻撃をすべきではない(結果的に一般人である店主の名前もネットで出回っている)。
第二に、事前予約をするくらいだから、その時に乙武が『車いすですけど、入店できますか?』と聞くべきだった。もしくは、どういう立地か確認すべきだった。
(店側から『障碍者ですか?』なんて聞くことはありえないんだし。)
第三に、そもそも、二人で切り盛りする小さな個人経営の店で、他の客がいる混雑時に、突然、『約40kgの手足がない人間をかかえて、2階までの階段の上り下りをスタッフに強要』すべきではない。
乙武はこれまで、車いすであることをレストランなどに事前確認をしたことがなかったらしいけど、それならこれまでそういった配慮を周囲の人がしてくれていたことに感謝をすべきであって、誰もが、いついかなる時でも当たり前に配慮ができることではない。
レストラインの従業員は介護訓練を受けた人ではないし、手足などのひっかける部分がなく かつ掴まる力もない 約40kg の人間を抱えての狭い階段の上り下り。
落としたら店舗に過失責任が問われてしまう。
逆に抱えて上っている最中に従業員がけがをしてしまったらどういう責任を取るつもりだったのか?2人しかいない店舗で1人がけがをしたら、営業中止などの影響が出てそれこそ他のお客にも迷惑をかけることになる。
登れたとしても、降りるのはもっときつい。
20kgの物を運ぶのも、大の大人でも台車なしには運べない。
他に細かく言えば、数百万もする電動車いすを路上に放置して、盗難にあったり、もしくはその車いすにつまづいて店頭転倒でもしたらどうするんだ とか。
介護者のいない障碍者が、イタリアンレストランで、ナイフやフォークなしに皿に顔を近づけて食べるのを他の客が見て、気分を害さない人がいると思っているのか とか。
乙武って、自分がいろいろやってもらうのが当たり前だと思ってしまったんでしょうね。
感謝や、やってもらうことに対しての配慮(タイミングとか)がなければ、障碍者への手助けなんて続かないと思う。
この人の出ている番組は見ないようにしようと、この人への見方が大きく変わった事件でした。
(本人のブログを読んでも、心からの謝罪っていうのは感じられないんですけど。それが、炎上が未だにどんどん広がっている原因なんでしょうね)