私のヒーロー
「私のヒーロー」って言うか、「近所の」って言った方が良いのかもしれません。
私が小学校低学年の頃の事。
どこかの家で飼っている土佐犬が脱走して近所をウロウロ。
遊んでいた私達子供は、みんな家の中に逃げ込み、
窓から様子を見ていたら、隣の家の庭の犬小屋に首を突っ込み、
子犬をくわえて歩いて行きました。
血がポタポタと1本の筋となって向こうの方まで続きました。
子犬は首(急所)を噛まれてクッタリしていました。
再び土佐犬が戻ってきて家の前をウロウロしていてみんな怯えていました。
と、人っ子一人いなくなったそこへ大きなスコップを持ったラーメン屋さんのおじさんと、
バットを持った私の父が現れました。
そしてスコップとバットで追い払い始め、誰かが交番に電話をしたのかお巡りさんも
到着しましたが、お巡りさんはワラワラするばかり。
そうこうする内に飼い主が来て、にこやかに「この犬は人は噛みませんから」と言うではありませんか。
既に子犬を1匹死なせているというのに・・・喰らえ!鉄拳!!(キーッ
その時のラーメン屋のおじさんと父はヒーローに見えたのを思い出しました。
お題 おわり ^^