救命救急センター医局で行われたカンファレンス後、小島楓(松嶋菜々子)が医局員たちに本庄雅晴(佐々木蔵之介)が休みをとることになったと告げる。休む理由は本庄本人が目の手術のためと説明した。手術後も2?3週間の入院が必要となるので広瀬斎(風間俊介)は見舞いに行くと言うのだが、本庄は頑に拒否する。明るく報告していたから大丈夫だろうと軽く考える猿田勇(渡部秀)。広瀬はそんな猿田に、もし外科医の本庄が視力を失うことがあったら命を失うことに等しいと戒めた。
楓は広瀬、奈良さやか(芦名星)とNBC(核、生物、化学など)災害のシンポジュームを聴講。散会後、楓はパネリストとして参加していた東京消防庁で救急隊長をしている有村公邦(比留間由哲)に声をかけられる。楓のオペの腕は救急隊員の間で鳴り響いていると持ち上げる有村。さらに、独身なのかと続ける有村に、楓は関係のない質問と答えずに去る。楓と有村の様子を窺っていた広瀬は、これは事件だとさやかに囁いた。
そんなことが会った後、湊大救急救命センターを救急隊員が指名して患者を搬送してくることが多くなる。指示は有村が与えているようだ。その有村も患者を運び入れる。その患者は片岡仁志(柏原収史)の知り合いだった。搬送を終えた有村は、スタッフやセンターの設備を褒めるが、楓は違和感を覚える。 そんな出来事の後、楓は有村から食事に誘われた。そこで楓は、有村に感じた違和感の正体を知る。
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