人事の者が内密で訪問してきました。いつも隠密のように協力的に情報を運んでくれます。
どうやら来春の新卒者の振り分けで、すごく優秀な人が今の私の部署に配属されるらしいのです。
「何を思ったんでしょう?いつも困った人ばかりだったのに。。。?」と言います。
確かに。いつも私のところへは新卒なんか来たためしがありません。
「そうですねー。いつも無理矢理に腐ったみかんを作り出しては送り込んできてたくせに・・・・・」
「性格に問題あるんかもしれませんね」
「いや、それは君も面接したでしょう」
「真面目そうな子でしたねー?」
「内定後いきなり嫌われたとか?常務の勘にさわることしたかなぁ」
「やっぱり、そう思いますか」
常務の小便中に忍び寄ってカンチョーでもしたのかもしれません。
「とにかく、待望の優秀な人材ですよ。良かったじゃないですか」
「う~ん、性格はこの際どうでもいいけど、変な癖はないですよねー?万引きが好きで好きで、帰社したらポケットパンパンな奴では困ります」
「そんな奴はおらんでしょう!」
「盗撮こそ我が人生も嫌だなぁ」
「だから、優秀な子です。今まで送り込んだひととは違います」
そう言われて振り返ると、前部署でもAKBの50親父には悩まされました。もっと以前には、わかめちゃんのパンツシーンばかり録画してた奴がいてドン引きしたこともある。
さらに酷かったのが、サザエさんの「フンがフッフ」ばかりを録音して一人昇天してたのもいました。連続でフンがフンが聞かされて、私も危うくふんがー教に入信するとこでした。
「世間は広いからね、会ってみるまでは安心できませんね」
「いや~、一つには真面目そうだったから、軽く砕いてほしい願いもあるんじゃないですか?」と言われても、何で俺と組んだら性格ほぐれるのか、協力的なわりには失礼なことをあっさりと言いよります。
「で、顔は?」
これが肝心です。
「今はね、優秀な子より顔がかわいい子がいいの!」
「顔なんか仕事に関係ないでしょう!」
「事情が変わったんです~。おばはんのおもちゃになってもらわな困るんです~」
来春から、希望に満ちた青年が不幸の一途をたどります。
秋からの慢性的な寝不足のせいか、さっき急に真っ暗になって倒れ込んでいました。貧血気味ではあるんですが、情けない体力が恨めしい。
明日、明後日はとことん寝込みます。