何度も書くように、寒さが苦手な私です。
それでいて雪山に遊び、北極圏のサンタクロースの村をうろうろしていた若い頃を思うと、人には二面性があるものだとつくづく感じます。
もひとつ言うと、実は冬はずっと嫌いでした。
着飾れるから冬が好き、と言っていた女子もいましたが、頭大丈夫かなぁと心配したものです。
特に都会の冬は、コツコツと靴音が妙に響き一層寒さを増幅させて、嫌でもコタツで丸くなっていました。
嫌でしょうがなかったからこそ季節感は強烈に感じるもの。
嫌だからこそ、穏やかな冬の一日は嬉しいものです。
今日も穏やかな冬日和でした。
寒さは寒さとして日中の陽光に救われます。
山路見ゆ 瀧川ごしの 冬日和
飯田蛇笏の俳句です。
冬日和を使った句では鬼貫が有名かもしれませんが、蛇笏の切り取り方が好きです。
俳句は季節と共にあるものです。
言葉から情景が目に浮かんでくればくるほど共感も感じられます。
ちなみに蛇笏は河東碧梧桐の弟子。それでいて高浜虚子のアララギにも投稿していたらしいのです。
春夏秋冬を楽しめた人だったのだと思います。
明日は全国的に冷えるとか。
やっぱりそう聞くと楽しめませんねー。