「好きだった授業」
「廻れば大門の見返り柳いと長けれど、お齒ぐろ溝に燈火うつる三階の騷ぎも手に取る如く、明けくれなしの車の行來にはかり知られぬ全盛をうらなひて、大音寺前と名は佛くさけれど。。。」
教壇に立つ、その教授の指は、ほっそり整って、これが白魚の指?と思わせるよう。そうまるで、カムさまの指のようです。ご先祖は江戸時代の学者だったとか、帝大出身、当時すでに70は超えておられたはず、テキストをわきに置くと、戦後の吉原のおはなしをサラリと
流してくださいました。。。さぞかしオモテになったのでしょう。
その美しい指に魅せられて、毎回一番前のかぶりつき特等席で授業を受けていました。
近松のSセンセ。。。倫理のT講師。。。。生物の。。。
おかげで。。。内容はすっかり覚えておりませんwww<(_ _)>