【一番好きな(だった)授業】
色々好きな授業はありますが、
一番得意なのは【法医学】でございます❤
『きらきらひかる』などで一時、脚光を浴びましたが
大雑把に言うと、死体を調べて死因を特定する学問です。
教科書はフルカラー死体写真のオンパレード。
焼死体、絞死体、轢死体、水死体…。
たとえば放火殺人なんてありますが、
殺されてから放火されたのか、
まだ息のあるうちに放火されたのか…
生きている人間の体には『生活反応』というものがあるので
まだ息のあるうちに放火された一酸化炭素中毒死や焼死の場合、
血液中のヘモグロビンが一酸化炭素と結合し、
死斑が通常より鮮やかな赤色になります。
しかし、皮膚が真っ黒に炭化してしまったりすると
外見からは容易に判断できません。そういう場合は
気管を切開し、火傷や煤が残っていないか確認します。
それらがあった場合は、すなわち、生きながらにして
炎に包まれたということが分かります。
ちなみによくある(?)焼身自殺の死因ですが
焼かれることによるショック死もありますが
意外と窒息死であることも。
モノが燃えるためには酸素が必要です。
お分かりですね?
身を包む炎が酸素を消費してしまい
空気が吸えず、窒息してしまうのです。
途切れない意識の中で、熱と恐怖に包まれながら
さらに息ができない苦しみを味わう…。
みなさま、どんなに死にたくなっても
焼身自殺だけはオススメ致しませんョ。

提供:パンサー布教委員会(炭化したパンサーとww)