午前中、呼び鈴が鳴るので顔を出すと見知らぬ人。
「ジャーマンアイリスが綺麗なんでスケッチさせてください」
はて?何それ?と思うも、考え込んだら気難しそうに思われるので、
「なんですか、ジャーマンアイリスって?」と恥も外聞もなく尋ねました。
この花です、と差し伸べる手の方向には紫の花。
「あやめですか?」
「ドイツあやめともいいますね」
らしいです。
元花屋としては大変恥ずかしかったわけです。まあ仕事なんか当然やる気ない私のことだから、それもしょうがない。
だいたいが野菜隠しに背の高そうな花を植えただけです。私の可愛い野菜を欲しがらないように。
みかんなんかは目立ってしまって、私の口に入るまでに無くなってしまうのが現状なんです。
でも嬉しいもんです。
わざわざ断ってくれる気持ちもそうですが、我が家の庭を楽しんでくれている人がいるのは花も咲かせていて良かったと思います。
それにしても良い趣味をお持ちの方もいらっしゃるもんです。
花を描く人、たぶん四季を愛でて自然の移ろいにも敏感な人なんでしょう。
エンジン音に敏感で、家にこもっていてでも競艇予想なんかやっているようじゃダメですな!