黒エビを求めてGAのお願いを書こうと思っていたのに、もうこんな時間。日が変わってるじゃないですか。
これも習慣のなせる業なのでしょうか。
突然ですが、中学生の頃の話です。
梅雨晴れに せんたく物の 花開く
国語の時間に入選した作品を先生が読み上げました。まるっきりどうでもええくだらない俳句の中、これだけが私の耳に留まったのです。
情景が目に浮かぶのです。
梅雨の谷間の快晴の日。青空の下、色とりどりの洗濯物がひらひらと風に揺れている。じめりとした梅雨の季節、一転、各家に花が咲いたようだ。
しかも、この句には、単なる視覚に訴える風情だけではなく、人の暮らし、息遣いが宿っていますね。長雨にたまった洗濯物を汗をふきふき、やれやれ言いながら干すのです。しかし、ふと空を見上げる表情は晴れやか。「花開く」というところにその心情がこもっています。
「先生、それ誰が作ったんですか?凄いなぁ。そんなん作れる奴がこの学年におるんや」思わず質問しました。
返ってきた名前を聞いて、
「前言撤回!」
下着泥棒の作品でした。現場を押さえたわけじゃないけど、やっててもおかしくない。
私もこいつのせいで、女子からはゴキブリを見るような目で見られ、中学生にして第二の人生を考えねばならんかった迷惑千万な友人です。
この男にとっては、ただただ洗濯物を眺めたかっただけ。梅雨の晴れ間は、数日間の我慢もあいまって、より嬉しい放課後だったのでしょう。
まさしく花を愛でる気持ち、そして頭の中にも花が咲いたのでしょう。くだらなすぎる!
一瞬たりとも感動した自分が恥ずかしかった。
梅雨の悩み
私の干しているトランクスが心配です!