父と子の会話
子:三輪車が欲しいー
父:そっか、それじゃぁ、三輪自動車~
子:何これ、ふっる!いつの時代のだよ!
父:レア物だよ?
子:知らないよ!
っていいうか、乗れないよ!
大きすぎだよ!
免許も無いよ!
父:しょうがないなー
それじゃ、トライク~
子:え?普通に車じゃん!
父:よく見てみなさい、これは前2輪、後ろ1輪の三輪車だ
ちなみにこっちは、逆に前が1輪、後ろが2輪のタイプ
子:そんなの知らないよ!
それに、サイズ的に乗れないって言ってるじゃん!
あと、免許が無いとも言ったじゃん!
父:え~?
それじゃ、カートベースで作る?
子:え?作ってくれるの?
って、そういう事じゃないよっ!
父:何て我侭な子だ。
誰の子だろう?
子:あんたの子だろ?!
父:いや、自信がない。
あの空き地で拾ってきてから、ここまで立派に良く育ったもんだ‥‥
子:え???拾われてきたの?
それと、けなすか、褒めるか、どっちかにして!
もう、精神的にいっぱいいっぱいだ
父:わかった。よく聴くんだ。
お前はお母さんの子だ。
子:で、おとうさんは‥‥
父:私では不満かね?
子:ややこしいよっ!
そんな事より、三輪車!
父:忘れてなかったか
子:忘れさせる気だったのか
父:冗談だよ。1割ほど
子:殆ど冗談じゃないか!
父:今までのやり取りが全て本気だと、いつから錯覚していた?!
子:そこは本気だと思わない
父:だろ?計算上は合ってる
‥‥大体
子:そういう事じゃないだろ!
いいから、三輪車!
父:わかった。オート三輪~
子:おお!惜しい!
形は非常に近い!
でも大きい!乗れない
今までも言った通り、免許も無い
父:ここまで来て、まだ我侭を‥‥
誰のk
子:そんな茶番は、もういいからっ!
父:よくそんな難しい言葉を覚えたな!
何処で覚えたんだ?偉いぞ
子:えへへー
‥‥じゃなくて、三輪車!
さっきの、乗れないからっ!
かっこいいけど、乗れないからっ!
父:それなら大丈夫!
ちゃんと、ミニバイクベースのも作った
子:もう作ったのかよ!
何でそんなに、変な方向に愛情を示すんだよ
父:おお!愛情と受け止めてくれるのか!
父は!父は!うれしいぞぉぉぉぉぉ!!!
子:うっとうしいから!
それにしても、ミニバイクベースって‥‥
全長に対して、幅が広くない?
父:そうだ
だから、カーブを曲がる時は、曲がりたい方向と逆に体重をかけないと危険だ。
もっとも、これはオート三輪全般に言える事だけどね d(^_^)
子:誰に向かって解説してるの?
それは良いから、普通の!
エンジンはいらないの!
自分でこぐ奴!
父:ちぇっ
そこにあるけど
子:あるんじゃん!
だったら、さっさと言ってよ!
父:すぐ渡したら面白く無いじゃん?
子:確かに、サプライズで凄くうれしい
でも、その為に本当に三輪自動車、トライク、オート三輪を持って来るなんて‥‥
父:いや、こいつらは、父の趣味だw
買った物だ
子:‥‥
でも、三輪ばっかりでいいの?
しかも、ミニバイクベースのって、使い道あるの?
っていうか、使えるの?
父:ちょっと出かけるとかする時に便利だよ
ただ、下りのカーブは、本当に気をつけないと、すぐ転ぶけどね
ゴロゴロゴロゴロゴロと
この点は、四輪の方が安定してるから安全だね
運転方法は普通の四輪車と、ちょーーーっち違うけど
そこは、重心が高くなるからしかたないね。
子:怖っ
だったら、四輪の方を買えば良かったのに
父:こんな事もあろうかと思って、既に買ってある
ちなみにカートも買ってある
カートって言っても、ショッピングカートじゃないよ?
子:それくらい知ってるよ!
でもカートって、サーキットとかでしか走れないんじゃないの?
父:ナンバーを取れば、公道も走れるよ。
公道マり才力-卜(伏字)ができるように、ナンバー取得済みだw
子:マ、マり才力-‥‥ゴホン
なんで、こんな変な車ばっかりなんだよ!
普通の車はないの?
父:あるよ
子:は?
父:あるって。
軽スポーツ、コンパクトスポーツ、ミドルサイズスポーツ、高級スポーツ‥‥と
子:スポーツカーばっかりかよっ!
父:それだけじゃないよ
実用性も考えて、軽トラック、軽バン、八イ工-ス(伏字)、小型トラックと取り揃えてある
子:極端すぎるよ!
それから、そっち、そんなに必要?
‥‥ところで、おかあさんは
父:ああ、今朝出てった
子:‥‥は???‥‥
父:出てった
子:僕は?
父:置いてかれたな
子:‥‥う゛わ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん゛!ぼぐわ゛っ!な゛に゛も゛っ!悪゛ぐな゛い゛の゛に゛っ゛!
だだ、普゛通゛の゛、三゛輪゛車゛が欲゛じがっ゛だ‥‥だげな゛の゛に゛‥‥
友゛達゛の゛輪゛に゛入゛り゛だがっ゛だだげな゛の゛に゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!!!!!!!!!!
父:まぁまぁ、しょうがないよ
子:じょ゛う゛がな゛ぐな゛いよ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!!!!!!!
母:迎えに来たわよー
子:えっ?!
母:何を驚いてるの?
早く準備して
子:僕を置いてったんじゃ‥‥
母:そんな事する訳ないでしょ
まず、荷物を運んだのよ
あんたの分も
子:よかったぁ
父:それじゃ、行こうか
母・子:あんたは来んな!!!!!!!!!!
ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`Д゚)・;'
・:,(゚д゚○≒(`д´#)
以上、お粗末さまでした。