今日は土用の丑の日です。
何故かウナギを食べる日‥‥というか、【食べなければ行けない日】と勘違いしている人が多そうな状況です。
でも、要は精の付く物を食べればいいんです。
肉でも何でも。
あと、「頭に【う】の付く食べ物を食べるのが良い」とも言われてますね。
牛だろうが、なんだろうが。
偶然今年は29日という事で、毎月の「ニクの日」なので、牛肉で丁度良いんじゃないでしょうか?
この「ニッポンウナギが絶滅危惧だ」と言う中、何故かウナギを食べなきゃいけないという風潮があります。
マスコミもあおります。
スーパーも、何処から持ってきたのか、安いウナギを売っていたりします。
本当にウナギを食べなきゃダメですか?
食べなきゃ死ぬ人は食べてもいいです。
ウナギ専門店の人は売らないと生きていけないので、売ればいいです。
でも本当にそこまで切羽詰ってるのは、全体の何割なんでしょう?
今年は「昨年よりシラスウナギが増えた」と、相対値だけで浮かれてますが、結局減少の一途をたどっている状況。
本来なら、さっさと絶滅危惧種登録して、保護対象とすべきなのです。
「そんな事をされたらやっていけない」なんてほざく輩がいます。
でも、そういう事をいう輩のほぼ全ては、後乗りでウナギを大量消費してきた罪深き輩達なのです。
僕の親戚が言ってました。
「昔は、シラスウナギの密漁を、非常に厳しく取り締まっていた」と。
そして、「偶然にしても、網や体、服にシラスウナギが付いていれば、厳罰が下った」とも言います。
ほんのちょっと前、ウナギの価格が暴落する前は、こうだったのです。
まだニッポンウナギが、今の何十倍も漁獲量があった時代に、です。
そこから密漁を取り締まらなくなった、あるいは取締りが甘くなった背景は、【外国から輸入した格安ウナギに対抗する為】があるのでしょう。
もちろん、人件費も馬鹿にならないでしょう。
でも、その前まで密漁を取り締まっていながらにして、価格は(高値ながら)安定しており、十分な流通ができていました。
だから、本来ならこの分岐点で、密漁取り締まりはそのままに、外国からの格安ウナギを制限する事が必要だったはずです。
そうしていれば、ここまでウナギが減少する事は無かったと推定します。
ちなみに、僕はウナギが大好きです。
だからこそ、今後もウナギを楽しみたい。
だからこそ、国際的にでも無理やり管理してもやむなしと思っています。
日本政府が及び腰なら、諸外国から圧力をかけてもらうしかないでしょう。
それがどれほどの恥か、日本政府が解らないというのなら。
蛇足ですが、今日は「うの付く物」で「卯の花」を食べました。w
なんか、「見た目が似てる」だけで、ナス丼なんてのがありました。
僕は、せめて「おから」でウナギっぽく焼いて、タレを付けて欲しいです。 (^^;)