愛の消滅
あなたの暖かさが
私の肌をおおい、
僅かの感触も、
わたしの心まで感じさせ、
黙ったままあなたの傍に横たわる、
たとえ僅かな時間でも、
ソフトな貴方の声は、
私の気持ちを落ち着かせてくれた。
あなたがわたしから去らないようにと祈りながら、
私の体に何も感じることができなくなるほどに、
あなたを呼び続けてしまい、
いつしか、感覚が薄れてしまった、
神経が過敏になり、
やがてぬくもりが消え、
徐々に現実から離れていく自分、
そして、わたしの心は空っぽとなった。
頭の中で何かが錯乱してしまった
どこで方向を誤ったかとかと思い悩み、
あなたを大声で呼んでも、もうそこにはあなたはいない、
不可解な気分が容赦なくわたしにふりかかる。
去られた後の空しさ、
何がおこったかという恐怖感、
虚脱間を越えた現実、
愛欲とファンタジー、
それらを感じたり、考えたりの錯乱、
哀れで、みじめな孤独感。
そして終には、あらわな愛への恐怖は、
あなたへの愛を自ら見放した。
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(この詩について)
短編小説のように情熱的に詠う、
愛を手放す時の辛さは・・・
それは耐えがたいものでした・・・
男と女の愛の終わりより
エンドレスな友達関係がよい