長い髪を乱し
静寂の時間が凍結する
こらえきれず
うなじにあなたの生温かい息
しなやかに指がきしむ
行き場のない
湿った空気に
爪をたてる
沈黙を破る様に
ほとばしる光線
星のまたたきにも似て
一瞬の光を放つ
それは暗闇を突ながら
さながらさざの波ように
心地よいに光に包まれて
引いてはまた打ち寄せる
やがて夥しい沈黙に支配される
ふるえる星空に心奪われ
秋の日の朝もやの中に
二人静(ふたりしづか)が戻る
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なかなか言葉が少なくて苦労してます。
詩は語彙が多くないと難しいですね。
切ない詩のはずなのに、ちょっと明るい感じ。
不思議な雰囲気の詩となりました。
何かに
熱中して
醒めた時の
空虚感たらありゃしない。
黒髪を掴んで引きずり回したい・・
……幸運の女神の前髪を。
心地よい疲れ…なんて
感じたの何時だったかな。