
みなさん、こんばんは♪
ミル完全無視の日記、音楽の小道です・・・ww
今回は五嶋みどりさんヾ(。・∀・)ノダ-!!!
3歳から母、五嶋節にバイオリンを習い、6歳で初めてステージでバガニーニ(訳注:18世紀のイタリア人バイオリニスト。鬼神と言われる。作曲家としても知られるが、どれも難曲として有名)の『カプリース』を演奏。8歳で、ジュリアード音楽院に送ったテープが認められ、渡米。高名なドロシー・ディレイの元で学び、11歳でズービン・メータ指揮のニューヨーク・フィルハーモニックとの共演でデビュー。
母子ふたりだけで渡米し、ごちそうがマックのハンバーガー、冬のオーバーにも困るような暮らしの中で五嶋みどりを世界的バイオリニストとして育てた。
今日、紹介する動画は、アメリカの教科書にも載ったという「タングルウッドの奇跡」と呼ばれる伝説的コンサートのときの映像です。
これは、五島みどりがレナード・バーンスタイン指揮の『セレナード』で共演した際、E線を2度も切るという事故に見舞われながら、素早くバイオリンを換え、演奏を完遂したというもの。
米国Wikipediaは、このときのことを「1986年、今なお伝説的演奏として語られるタングルウッドでの出来事が起こる。驚愕の成功であった。彼女は2度もバイオリンのE線を切ったが、コンサート・マスターやアシスタント・コンサートマスターからバイオリンを借りて、演奏を完遂した。指揮者のレナード・バーンスタインは、驚愕のあまり彼女の前にひざまづいた。翌日のニューヨークタイムズの一面は「14歳の少女、タングルウッドを3台のバイオリンで征服」だった」と記述しています。
演奏の素晴らしさもさることながら、14歳とは思えぬ冷静さ、そうして当時、五嶋みどりは体の小ささのために3/4サイズのバイオリンを使用しており、借用したフルサイズのバイオリンで2度の事故を、一度も演奏を止めることなく乗り切ったことにも大変な讃辞が送られました。