皆さんが良く知ってる頭アイテムのキンコジ、kjで韓国の人と話すと、翻訳されて出てくる言葉は孫悟空なんです。

孫悟空の頭に付いてる環、「緊箍児(キンコジ)」という物で、元々はお釈迦様が持っていて、それを観音様に渡し、観音様が三蔵法師に渡した物です。従者が暴れて手に負えない時に、頭にかぶせて呪文を唱えると締め付けて言うことを聞かせる物ですよね。
緊箍児は他に禁箍児と金箍児があって、この2つは、観音様が、黒風山の黒風怪と鑽頭号山の紅孩児にそれぞれ使って、大人しくさせました。(呼び名はどれも「キンコジ」です)
今回この日記を書くにあたり、ウェキペディアで検索したところ、西遊記の孫悟空は諸外国では、孫行者と呼ばれており、「孫悟空」と呼ぶのは日本だけとのこと。ということは、kjで翻訳されて「孫悟空」となっているだけで、韓国語では「孫行者」なのかな? なんて考えていました。
でも、一番言いたかったのは、キンコジのネーミングです。キンコジと聞いて孫悟空だなってすぐ分かる人ばかりじゃないと思うんですよ。アイテムなんだから、「孫悟空の環」とかもっと良いネーミング出来なかったのかなーって事です^^
ついでだから、私が読んだ西遊記で好きだったのが、邱 永漢(きゅう えいかん)さんが書いた西遊記、藤城 清治さんの影絵の挿絵が印象的でした。

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正統派の岩波文庫版「西遊記」もいつか読んでみたいなー^^