二つの尊厳
神は尊厳なるものを創り
そして人間の命に「生命の尊厳」を宿す
人間は「生命の尊厳」なるものを神から授かる
一方、この世界に誕生した人間たちは
己の人生の課程において「人の尊厳」を獲得する
そして己の「人の尊厳」を守ろうとする
「人の尊厳」とは人間の理解力を超えている
自分に尊厳というものを感じているとすれば
自分というものが理解できていないこと
「人の尊厳」というのは認識の対象になりえない
自分のことが理解できていないという事実は
「人の尊厳」はすべて平等であるということ
「生命の尊厳」を与えたのは神ならば
その尊厳の所有権は
神のみがもっている
「人の尊厳」が人生の課程において与えられるならば
その尊厳の所有権は
自分自身が保有する
「生命の尊厳」はやがて「人の尊厳」に通じる
もうこの世に帰れないものもいれば
生き延びるものもいる
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「人の尊厳」と「生命の尊厳」は異質のもの
人は始めから「人の尊厳」を持っているのではありません。
とすると「人の尊厳」の定義は、
自分の物事に関する考えた方に関係してくるものと思います。
尊厳とは何か、という事自体が難しい問題ですが
日々の生活の中・・つまり生きてゆく中で、
それを意識する事は大切なことだと思います。
特に「人の尊厳」は一人きりでは意味が無い。
価値観や人との関わりが重要になってきますからね。