抱っこした子猫の身体は出来上がっていませんでした。
つまり、フニフニ。
肋骨の辺りが軟っこすぎ。
図体はデカいのに、生後1ヶ月程度の感触です。
「ウチのコになる? ウチでお姉ちゃん(てん茶♀8歳)をクソババアって呼ばない?」
「たぶん呼ばないにゃ~~」
メス同士の争いはし烈です。
かつて、ちぃとてん茶は日々激烈な戦いをしておりました。
私の心が動いたのは、子猫の尻尾があーちゃんとお揃いだったからです。
長く、骨太で、ふっさふっさで、そこだけしっかり肉がついています。
「買います……」
「ありがとうございます!!!!」
店員さん、私の気が変わらないうちにと思ったのか、
素早い動きで子猫のいたケースの正札をひっぱがしました。
週末大特価、かつ大幅値引きです。
売買契約の時、
「名前ですが、一週間以内にこちらに連絡を……」
「もう、決めてあります」
「へ?」
「ノルコ」
「は?」
「ノルウェージャンの女の子なので、ノルコ!」
そう、センスゼロの命名と言っても過言ではないでしょう。
でも、私は俗に言うカッコイイ名前を呼ぶのが恥ずかしくて。
これでも約5週間、温めていた名前です。
命名:ノルコ
2時間後、
「ノルコさ~~ん、さようなら~~ 幸せになってね~~~!」
店員一同に見送られ、ノルコはショップから旅立ちました。
これがとんでもない鉄火女だと気付くのに、時間は必要ありませんでした。
続きは近日中に。 m(__)m