
日も暮れなんとしている時刻ですなぁ 何だかステージで大道芸やってたぞいw

邦題「アリスのままで」原題はSTILL ALICE。同名小説のベストセラーが映画化されました。主人公を演じたジュリアンムーアはこの映画で、アカデミー主演女優賞を獲得しています。
主人公アリスは、大学で言語学の教鞭をとる50歳の女性。言語学会では彼女の唱える説を主要な説とするほどの大天才。しかし、大学の講義中にいいたい言葉が出なくなって違う言葉に置き換えたり、マラソン中にキャンパス内で迷子になる、いつも作っていた料理のレシピを忘れてしまうなど主な症状が現れて、かかりつけの医者には更年期障害と言われたが、不安に思った主人公はセカンドオピニオンを求めて神経科に通います。そこで若年性アルツハイマー症候群との診断を下されるのです。
映画の中ではアルツハイマー症候群とは、脳内の神経が緩やかに異常を発して、直近の記憶から徐々に消えてしまいます。言葉が思い浮かばなくなり、直前の会話の内容が記憶からなくなり相手方と会話になりません。進行すると徐々に昔の記憶をも無くしていきます。
言葉を思い出せないため、上手く話が出来ない事を本人が自覚しています。さらに、旦那さんとの外食の約束を忘れる、娘の名前を間違える、本人がやろうとしていた事を直後に忘れてしまう、自宅のトイレを探すが見つけられず失禁してしまう、1ヶ月前の事を昨日のように話す・・・などと表現されていました。
自分自身が言語学の権威だったのに、その自分が言語をどんどん使えなくなる・・・、徐々に病気に犯されていくことに対して涙を流しながらも格闘・抵抗していくその様を、主人公・ジュリアン・ムーアが真正面から演じていました。
いやー・・全然他人事に思えない映画でしたね!いや、そういう出来でした!私は全然50歳なんて遠いんですがw。もう自分の事として捉えることが出来ました。そういう意味では凄い気分はブルーですよwww
DVD買う勇気はないけど、機会があったらもう1回見たいなぁ・・。ストーリーはともかく、この映画のジュリアン・ムーアは必見でしょうな!彼女は過去にベネチア映画祭で女優賞、ベルリン映画祭で女優賞、カンヌ映画祭で女優賞を獲得しています。それで今回のアカデミー主演女優賞です。一体どんだけやねん!(;´∀`)
ちなみにこの映画の監督は、撮影の企画の段階で筋萎縮性側索硬化症=ALSと戦っていて、今年の3月に63歳で亡くなっています。この病気も難病なんですね。
いやはや・・繁忙期を脱したのか?という曖昧な時期の一発目の映画がどよーんとしちゃって・・(;・∀・)
HEROとかまだ上映前だし。日本のいちばん長い日?あれは気になったかなー。邦画は基本見ないけど、あれは見てみたいかなー。
長文許してネ!(人ω'*)