これは実話を基にしたフィクションです。

時は第1次大戦後1930年ごろ、場所はイギリス。主人公は、国王の次男(男優・コリン・ファース)。
当時のイギリスは世界の1/4の市民を従える帝国で、やはりイギリス紳士であるならば!とか、王族であるからには!などのしばりがあったようです。
そんな中、次男はドモリ症で、人前では喋れない。飲み込んでしまって言葉が出ない。いざスピーチ、となっても、沈黙が長時間続いてしまって、彼が唾液を飲み込む音がしばらく続く、といった状態。
当然色んな医者に見てもらったが改善せず、そんな中、次男の奥さん(妃殿下)が、言語障害専門の人物と出会って、吃音(きつおん)症(=どもり)を直せるか?、という最中に父が亡くなり、長男が王座を継がず、さらにはドイツがイギリスに攻めてきて第2次大戦が始まるのか?という前夜で、イギリス配下の市民が国王のスピーチを望んでいる!彼の演説で果たして市民を奮い立たせる事ができるのか?・・・・・っていう映画です。
この映画はまったくギャグが出てきませんw そういう意味では面白いっていう映画じゃないんですね。
私が感じたのは、心底イヤだ、という事実に正面から取り掛かる本人の真剣な姿と、人を導く人っていうのは非常に重要だという事。
その人がいる事で自分が成長できる、自信をつけていく、さらに上を目指して進む事ができる、という内容を感じました。
この映画は、アカデミーで作品賞、主演男優賞、監督賞、脚本賞を受賞しています。日本では震災直前に封切って言うね(;´∀`)
基本的にアカデミーで賞を取ったからといって簡単には見ないんですけど、主人公がコリン・ファースだったんですねー。そう、「キングスマン」(別窓)の主人公をした人です。それで見てみたってワケなんですねー(´∀`)
とりま、レンタルをお勧め、かな(´∀`) 私は買ったけどw
バディ業を再開したいなぁw でも縁がねぇw