珈琲談義14 ドリップ式-1
コーヒの味について、面白い話をします。
珈琲愛好サークルでの談話を編集しものです。
(作:オスカル、編集:マリーア)
少々理工学的(カタ~ぃ)お話です。
ドリップ式でいれるコーヒについては、
私は「縦の味」と「横の味」があると考えている。
「縦の味」とは、上から下へと熱湯を静かに落として、
コーヒの粉を通るとき粉膨らませながら出てくる味、
柔らかくてコクのある味だ。
コツは粉を蒸らし、充分に膨らんだところで、
真ん中に向って、細く静かに湯を注ぐ、
すると、粉の側面がやや盛り上がり、すり鉢状になる。
すり鉢の底がフイルターの三分の一程度まで沈み込むのが目安だ。
湯の重心をこの点に置くということだ。
次にすり鉢の周辺に湯を円描くように廻しいれる。
多量の熱湯を注ぎ続けると粉は湯の中で泳ぐようになり、
フイルターの中に湯がたまりだす。
コツは注ぐ湯の量とドリパーに落ちる湯の量が、
ほぼ同じになるようにする。
即ち湯を注ぎながらも湯だまりが一定となるようにする。
(つづく)