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今日はお仕事がおやすみで、かなり久々に映画館へ! あんまり乗り気のしない映画だったんですが見てみました。
約8年前?に起こったリーマンショックで実際に起こった事実をもとに書かれた作品。この映画は専門用語がたくさん出てきます。MBS、CDO、CDR・・・・私には分かりやすい説明に聞こえたんですけど、普通の人にはどうだったのかな・・、でも割と砕けた感じで説明されてました。説明ばかりだと映画が詰まらなくなっちゃうしねぇ(;・∀・)
住宅ローンを申し込む人は、毎月お金を返します。だけどお金を貸した会社(銀行)はその回収が遅々としているため我慢しきれずに、例えば本来は30年たてば100万円銀行が儲かるのに、すぐに住宅ローンが返済される権利を30万円くらいで売っちゃうんですね(MBS)。
中にはお金の返済が確実な人もいれば(AAAクラス)不確実性が高い人(Bクラス)もいる。Bクラスも売りたい!っていう銀行がそれらを一緒くたにグループにして「少しくらい返済できない人が出ても他の確実な人が払いきれば利益が出るよ」って言って売り出したんですね(CDO)。
しかも「あのCDOは無事に住宅ローンが回収されないだろう」って脇の人が(全く関係ない人なのに)勝手に想像して「あのCDOが回収されなかったら10万円上げる」っていう商品を全く関係ない銀行が売るんですね(CDR)。
さらに!「あそこのCDOと、こっちのCDOを混ぜ込んでるから、返済しない人が少し居ても大丈夫!」っていうCDOも売り出されたんですね(CDOのCDO=CDOの二重化)。
さー、ここまでくると、もうマネーゲームです。金融商品の確実性を示す格付け機関も「AAA(最上級)」で太鼓判を押しているので、CDOを売った銀行は大儲け!だって住宅ローンが回収されない訳がない!格付けがAAAだもの!っていう事なんです。でも実際は・・、っていう事だったらしいんですね。
主人公は実際にMBSは大暴落を起こすことを予想できて、世間の逆を行きます。ですが周りからは狂人扱い。無駄な事にお金を使いやがって!っていうひどい状況になっていくんですね・・・・。
ウォール街って怖いのねー、世界中を巻き込んで大不況にしたのはこういう事なのねー、っていう感じかな(;´∀`)
今度は面白い映画を見るぞー(; ・`д・´)