てなわけで、今日はくまさんのつづき。
といっても、くまさんに限らず、犬などもそーだったりします。
と言うのは、体格の話。
北極南極に近づくにつれ、大型化し赤道に近いほうが小型なんだそうです。
コレは数学的に、体積と表面積の割合のせいではないかと言われています。
単純化するために、サイコロのような立方体で考えてみます。
1辺の長さが2倍になったとき、表面積は2の2乗になり、体積は、2の3乗になります。
比率にすると、4:8。もし3倍になれば、9:27~と、大きくなればなるほど、
”表面積が小さく、体積が多くなる”のです。
コレが示す意味は、
「大きくなればなるほど保温しやすい、小さいほど熱しやすく冷めやすい」
って事になります。
人間に例えたイメージでいえば、子どものほうが、お風呂でのぼせやすいです。
大人はじっくりつかって暖まろうとしますが、子どもはすぐ温まっちゃいます。
同様に、極寒に放り出されたら、子どものほうが芯まで冷めちゃうのがはやいです。
北極熊は、海中で動きやすくするせいか、超なで肩の流線型になってますが、
形は他の熊と大差ありません。
体格を、より大型化することで、より寒さから身を守れるようになりました。
よく、あんなトコに住もうとおもったなぁ( ゚-゚)~゚などと思ったけれど、
アザラシゲットできるなら、外敵もいなくていい穴場だったのか…などと感心した覚えがあります。
ちなみに、熊たちの進化、速いといっても10億年、100億年とかの単位。
初期の熊登場からは、800億年ぐらいぽい(笑
こうして詳細にわかっているのは、それだけ、各地でいろんな化石が見つかってる…
すなわち、繁栄しまくった証拠。
人間の進化の予想として、頭がよりでっかくなるってのがあるのだけれど、
しっぽや盲腸が退化してったように、脾臓とか味覚嗅覚が退化してくほーが先なんじゃ?
とかおもってます( ゚-゚)~゚