先日の大会で優勝した彼らのチーム。
今日の大会で 県大会への切符を手に入れる為に必死に練習してきた。
「勝てっこないって皆が言う。」そう言った息子に 「最初から諦めて臨む試合は勝てっこないよ。勝つために皆で頑張ってきたんでしょ。相手がどんな強豪チームでもチャンスはきっとあるから。」
そう言って送り出した。
夕方 帰ってきた息子は珍しく 「ただいま。」も言わない。玄関に座り込んでいる。
「疲れちゃった?」と声を掛けると 俯いたまま 頷いた。
「どうだった?試合。」 首を横に振る彼。
「そっか。残念だったね。でも、頑張ったじゃない。精一杯やったじゃない。」
私が言うと 彼は声をしゃくりあげて泣き出した。
「勝ってたのに。勝ってたのに・・。3人も退場になちゃって・・。」
よほど 悔しかったのだろう。そうだよね。1年からレギュラーでエースとして頑張ってきたんだもの。
お母さんは知ってるよ。練習に参加できなくても 松葉杖をつきながら 1日も休まず部活に行ったこと。怪我をしても それを皆に隠して練習してたことを。
本当は勝たせてあげたかった。けど、全力で戦ったんだものね。
これで 部活は終わってしまったけれど 君たちがこの夏 流した汗と涙は 決して無駄じゃなかったはずだよ。
お疲れさま。暫くゆっくり休もうよ。