今日のお題は「プレミアムフライデー」です。
これ、元々外国にあった「ブラックフライデー」を輸入、改良したものですが、どうなるのでしょうねえ。
外国と日本では文化も違うので、そのまま輸入することはできないでしょう。
バレンタインというのも日本に入ってきてものすごく変化してしまいました。
元々は、皆がMILUの様に、お互いに感謝をして贈り物をするだけの日だったと思うのです。
ですが、(主に)女性が男性にチョコレートを挙げる日になってしまいました。
更には友チョコ、自分チョコ、俺チョコ、ともうチョコを軸にいろんなことになってしまいました。
ホワイトデーは日本独自の物で、バレンタインが女性が男性にチョコをあげる代わりに、今度は男性が女性にということで作られた訳です。
もともとの通り、お互いの感謝というものであれば、ホワイトデーなんて要らなかったんですけどね。
バレンタインで全部完結しますから。
でも、これに勝手に性別をつけたが為に、お返しデーを必要とするようになり、そもそもバレンタインもホワイトデーも、菓子屋が理由をつけて売り上げを伸ばす為の物なのですよね。
よって実は一番ホクホクしているのは菓子屋です(笑)
その点、プレミアムフライデーはどういう風になっていくのでしょうかねえ。
まだ始まったばかりだからなんともいえませんが。
そもそも海外から輸入した結果、思わぬ方向に変化したもの、あるいは変化をさせないと日本に合わない物、欠点が露呈しているのでそれを補う方向でやっていかないといけないもの。
色々あるでしょうね。
例えば、東京オリンピックを迎えるに当たって、受動喫煙防止の為に建物内全面禁煙にせよ、という話が出ています。
これ、僕はタバコは吸わないし、嫌いですが、運用は少し注意が必要と思います。
全面禁煙といっても、最低限の喫煙室は必要だと思います。
喫煙室も何もなしで、単に喫煙を建物内全面禁煙にしたら、それはそれで不都合を感じます。
昔、カナダのバンクーバーにいた頃の思い出話なのですが、あちらでは建物内とその周囲が全面禁煙でした。
しかし、それが良い事ばかりではありませんでした。
建物内で吸えないせいで、いわゆる「ホタル族」と「歩きタバコ」が割りと多かったのです。
その分、街中の吸殻のごみの数に関して言うと、日本よりもはるかに汚かった覚えです。
歩きタバコやホタル族、吸殻のごみってのも、基本的にタバコが好きじゃない自分としては、迷惑なんですよねえ。
建物の中で受動喫煙が無ければ良いって物でもありません。
そこはやはり「改良」をして、喫煙者と嫌煙者がうまく棲み分けができると良いと思います。
プレミアムフライデーから結構話はそれましたが、日本に入れるには改良が必要なもの、あるいは変な方向に変わって原型をとどめていないもの。
色々あるわけで、どうなることやらと思っています。