月と米生育
月は地球のまわりを、
29日半の公転周期でまわり続けています。
月のエネルギーの性質や影響は、
大きく四つの期間(新月・上弦・満月・下弦)
にわけられています。
① 新月~上弦の期間のエネルギーは、
植物では土の中から新芽が出て枝葉をつけ、
だんだんと成長していくときです。
? 上弦の月~満月の期間のエネルギーは、
植物が大きく育っていき、大輪の花を咲かせるときです。
満月時にはエネルギーは最高に達します。
? 満月~下弦の月までこの期間のエネルギーは、
植物がみずみずしい果実を結び、
それを収穫するときです。
④ 下弦の月~新月の期間のエネルギーは、
収穫した果実を倉に入れ、
耕した畑に種を撒くときです。
満月時は土中の水分が多く、
穀物も水分過多で腐食を起こす可能性もあります。
水腐れの原因となる行為を避けるためにも、
満月時の田んぼの刈入れは避けるようにしています。
社会医学環境衛生研究所所長 谷 康平
監修 マイセン玄米研究会 編