チムニータウン
チムチミニーチムチミニーチムチムーチェリー
私は煙突掃除屋さん
チムチミニーチムチミニーチムチムーチェリー
私は町一番の果報者
みなさん 聞いてくださいなね
煙と灰を友として
一日働き続けても
広い広い世の中で
こんなのんきな ことはない
ディズニー映画の『メリーポピンズ』の中で歌われた曲だっけ?
・・・・ブラックだ・・・
そりゃ~気楽だろうよぉ~親方は
実際に煙突を掃除するのは子供だもの
黒い兄弟 (ロミオの青い空と言うタイトルでアニメ化されたけど原作にオブラートかけたような作品になっているらしいw)
狭い煙突の中を掃除するために集められた子供たち
安い賃金で・・・ではなく、買われてきた、あるいは孤児で行き場のない子供たちなので
少ない食糧でこき使われたのだろうと推測する
狭い煙突に入る為にはガリガリに痩せていなければならないから
煙突の中にこびりついたススを払うために上から下に降りて行く
細かいススを吸い続けた子供たちは当然、肺を壊す
不運にも途中で挟まって死ぬ子、
下まで落ちて死ぬ子
もいたという
それでも代わりは幾らでも補充できた時代の話し
使い捨てされた子供たち
舞台は19世紀って言うから、1800年代の話し
この頃の日本は幕末の動乱に向かって突き進んでいた頃かな?
明治元年は1868年だっけ?
徳川の治世も週末に差し掛かった頃とは言え
まだまだ日本家屋隆盛の時代だろうから
少なくとも煙突掃除で命を縮めると言う憂き目に遭うことはなかったでしょう
まぁ・・・孤児はどこの国でも命縮める過酷な環境におかれていただろうけどね