私は太鼓
一人では微かな音さえ出せない太鼓
小さく叩けば小さく鳴るし
大きく叩けば大きく鳴る
相手次第で音さえ変わる
どんな風に叩かれても 音がきちんと出る様に
ずっと張り詰めたままで
生きている
だから あちらこちらに
綻びや傷が増えているけど
気づかれないように 微笑む
あぁ 又棘だらけのバチで何度も
綻び治した場所を叩いて
『変わった音が楽しい』と喜んでいるけど
気付いてそれは 太鼓の悲鳴だよ
それでも太鼓は 今日も張り詰めながら
生きている
遠くない日に来る 破壊の日まで
信じているからも 罪なんですね・・・