愛羅side
あたしは、すべてを話した。
まなっちは、そばでずっと話を聞いてくれた。
こんなにも、人って温かかったんだ。
まな「もう大丈夫??顔洗ってきなよ」
愛羅「うん・・・・」
あたしは、まなっちの部屋から出て
洗面所へ向かった。
ただ、ひとつ怖かった
それは、何か視線を感じたから・・・
きっと、二階堂だ。
あたしはあえて、そっちを向かなかった。
いや、向けなかった・・・
良亮「あれ??愛羅どうしたの??」
愛羅「なんでもないから」
なんでもないなんて、嘘。
ほんとは怖くてしょうがない・・・
良亮「俺を、もっと信用してよ??ね?」
愛羅「うん・・・でも今は一人でいたいから・・・・」
だってね、一人でいなきゃ、もっともっと
人というものが怖くなってしまうから
二階堂、怖い・・・・
二階堂=人、人=みんな
こう考えると、みんなが怖くて仕方がない・・
IN愛羅のへや
わたしは、部屋に入った
なぜか、窓が開いていた
愛羅「寒い~・・」
あたしは、窓を閉めた
?「え、ちょ開けてよ!」
愛羅「え??」
あたしは、窓を開けた
そこには、見知らぬ顔の人
?「えーっと・・・・・こんにちは??」
愛羅「・・・・・・・」
?「宮田俊哉ッて言います」
愛羅「うん・・・・・」
俊哉「君は・・誰??」
愛羅「瑞姫 愛羅」
俊哉「愛羅ちゃんかー・・かわいい名前だね」
そんなこと、言われたことなかった
あたしの親は、大企業のリーダーを務めていた
仕事で、あたしを育てられない日がある
仕事のせいで、あたしを愛せない
だから、愛っていう文字を付けたんだって
羅っていうもじは、お母さんの名前でもあるんだ
愛羅「そんなこと、言われたことなかった・・・」
俊哉「え??」
愛羅「そんなこと、初めて言われた」
俊哉「何があったのかは、知らないけど、
一人で抱え込まないほうがいいよ。じゃ、僕は行くね」
そう言い残して、宮田は出て行った
一人で抱え込まないほうがいい・・・そっか、
みんなそう言ってるよね・・・
でも、一人にしておいてほしいんだ・・・
次の日
まな「愛羅ちゃーん!!起きてー」
愛羅「あ、おはようございます・・・・」
今日から、学校だよね??
人がいっぱいいるよね……どうしよう
まな「ご飯で来てるから食べな??」
愛羅「うん・・・・・」
あたしは、ご飯を食べた。
すっごく美味しかった。
良亮「愛羅ー!今日一緒に、学校行こうね??」
愛羅「うん・・・・」
俊哉「あ、きのうはどうも」
愛羅「ん・・・・」
裕太「おはよー・・・愛羅、今日から学校だったよね??
気をつけてね??」
愛羅「うん・・・・・」
みんな、やさしいなー・・・・
良亮「じゃ、いってきまーす」
「「いってらっしゃーい」」
愛羅「どこに学校あるの??」
良亮「まぁ、一緒に行くから大丈夫だって」
愛羅「うん・・・」
良亮「あ、これ・・・・」
あたしは、ケータイを渡された
愛羅「え、いらないのに・・・・
だって、もう持ってるもん・・・」
良亮「まぁ、もっときなさーい」
愛羅「はいよ」
良亮「じゃ、乗って??」
愛羅「え?うん・・・」
2ケツかよ・・・まぁいいや
IN学校
?「はっしー、朝から女の子つれてーww」
?「めっちゃ、かわいいじゃん!」
良亮「言っとくけど、彼女とかじゃないからね??」
?「じゃあ、どういう関係??」
良亮「施設に、新しく来た子・・・・」
?「じゃあ、僕ねらっちゃうー!!」
良亮「真田!!それはだめ」
佑馬「え、何々??はっしー、この子のこと、好きなんだー」
良亮「違うもん!!」
あたしは、良亮の制服の裾を引っ張った
良亮「ん??」
愛羅「・・・・・・・・」
良亮「怖くないよー??僕の友達だから^^」
愛羅「うん・・・・・」
佑馬「めっちゃ、かわいいー!!」
良亮「っちょ、あんまそういうこと言うなよー??」
佑馬「なんでー??」
良亮「愛羅、人が怖いの!!だから、
もっと優しくしてあげてよー」
佑馬「はいはい・・・はっしーはやさしいねー」