昨日、以前録画した故日野重明医師のドキュメンタリーを見ました。
第二次世界大戦の東京大空襲の負傷者、死者の対応、よど号ハイジャック事件の人質になったり、地下鉄サリン事件の時にすべての患者を受け入れたりと波乱万丈な人生を歩まれています。
100歳を超えても元気で講演活動、ゴルフ、乗馬などを楽しまれたりと健康寿命の長さに驚き、長生きの秘訣を知りたくて見始めましたが一言一言の深さに感銘を受けました・・・
それまで「成人病」と呼ばれていた、「生活習慣病」という言葉を広めたり、病院以外では禁止されていた血圧の測定を家庭でも可能にしたのもこの方です!
「成人病」と言うと年を取ったらしょうがないというイメージでしたが、運動は食事など生活習慣で健康を維持できると周知したのです。
本人が実践していた健康法はいたってシンプルです。
・エスカレーターを使わず階段を登る
・お付きの人は付けず重いカバンを自分で持つ
・和食はタンパク質が不足しがちなのでヒレステーキを食べる(大量のサラダを食べてから)
簡単にまとめるとこんな感じです^^

「人間にとって最も大切なのは、
命の長さだと思っている人は多い。
しかし、私が出会った人を振り返ってみて、
その人の命が素晴らしい命だと
思える人においては、
ごく少数の例外はあるにせよ、
命の長さはあまり問題ではない。」