今日はハロウインですね。何だか、「先週末の土曜日から渋谷のハロウインのイベントに参加した若者達が
明けて日曜日の深夜に暴走して軽トラを横転させた」「ハロウインに乗じた痴漢行為が横行している」
などという何とも情けない事件のニュースが聞こえてきますね。こういうニュースが流れると
ご年配の方などは「バカな若者が西洋の祭りなんぞに浮かれやがって」という事を言い出しそうですが・・・
そんな騒動の原因は「西洋の祭りに浮かれた」からではないと思います。確かにハロウインは
西洋のキリスト教社会のイベントですが、現在の日本のそれとはちょっと趣が異なりますよね。

皆さんもご存知の通り、メインは子供たちが仮装して近所の家を周り「TRIKorTREAT?」と言って
お菓子を催促するというお祭りです。確かに西洋諸国でも(特にアメリカなどは)大人も仮装して
パーティを楽しみますが、今の日本のように浮かれてどんちゃん騒ぎをするという種類のモノではありません。
思えば僕が大学生の時、当時まだハロウインというものが本格的に日本に入ってきていなかった時、
山手線の中に仮想をした外人の人が沢山いて、「何なんだ、あれ?」と不思議に思って調べて
「ハロウイン」というものを知りました。それが僕とハロウインの出会いです。しかしハロウインを
知ってから何年間も経てど、仮装している日本人など一人として見かけませんでしたし、
ドンキやダイソーでハロウイン関連のグッズも売られていませんでした。
日本で現在のようなハロウインで騒ぐという風潮が生まれたのはやはり「川崎のハロウインパレード」が
その大元となっていると言って間違いないでしょう。「ラゾーナ川崎」という川崎に新しくできた
ショッピングモールと川崎商店街の活性化を図るため、1人のイベンターが依頼を受けて、
当時まだ日本ではほとんど知られていなかった「ハロウイン」という文化に目を付け、
川崎の商店街を仮装して大勢でパレードして盛り上げようというイベントを思いついたわけですね。
ですが、イベントをやるという事は、そのイベントが盛り上がって注目されて、
メディアにも取り上げられるといういわゆる「パブリシティ効果」を生み出さないと
成功とは言えませんから、ただパレードをやっても「盛り上がってる感」が無ければ意味、
効果はありません。それで、その手段としてそのイベンターが考えたのが
「クラブシーン」との融合だったようです。そいった経緯の件を先日、オードリー若林さんが
M Cを務める「激レアさんを連れてきた」という番組でやっていました。
確かに川崎のハロウインパレードが成功したのはクラブブシーンとの融合がハマったのと、
そこに当時の人気深夜番組「トゥナイト」という番組の取材が功を奏したようです。
ただ、そこに端を発した今日の日本のハロウインの風潮は「羽目を外して盛り上がって良い日」
「乱痴気騒ぎが許される日」という認識が若者層を中心に広がっているような気もします。
その原因が「クラブシーンとの融合」にあったのかどうかは分かりませんし、クラブシーンとの
融合ではなくキリスト教のイベントの1つとして広められたら、今日のような盛り上がりが
あったかどうかは疑問ですが、今一度捉え方、楽しみ方を考え直してもいいのかもしれませんね。
そういえばキリスト教のイベントで日本にすっかり浸透しているクリスマスも、日本では
「恋人たちの日」というイメージが強いですが、欧米では「家族で過ごし、キリストの生誕を祝う日」ですし。
僕はキリスト教徒ではないし(個人的にキリスト教は歴史上の争いごとの根源となっていたのは事実だし、
“神の子”とか“与言者”とかいう発想は間違っていると思うので)、何にせよイベントを楽しむことは
良いことだと思うのですが、「何をしてもいい」という考えは改善した方がいいと思います。
な~んて、柄にもなく少し真面目なことを語ってしまいましたが、今回の日記はこれで〆たいと思います。
ちなみに僕は今日は馴染みの飲み屋で美味しいものを食べて、行きつけのバーでゆっくりお酒を
楽しんで一人で静かに楽しむ予定です。
それでは皆さん、「HAPPY HALOWEEEEN!」