お題は、「夏休み:宿題の思い出」
小学校の4,5年生の頃だったと思います。
当時の男子の夏休みの工作宿題は、みんながモーターを使った工作、中でも四輪車でした。
プラモデルではなく、自分で作った木の台車にモーターとギヤボックスを組み付けた、模型自動車です。
その年の夏休み明け、持ち寄ったそれぞれの模型を見せ合って、男子が盛り上がっていました。
その車の中で、一際注目されたのは、S君の作った車でした。
S君の作った車には、タイヤ1個にモーターが1個、直結されていたのです。
他の作品には、出来合いのギヤボックスが組み付けられている、普通のタイプだった為、
S君の車は否応なく目立ちました。
モーターがタイヤ一個一個に付いていれば、さぞやスピードが出るだろうと、S君は考えたんでしょう。
ただ悲しいことに、使っているモーターは 、工作用の一番非力なモーターです。
加えてモーターが4個も載っている為、重過ぎるのです。
走らせてみろと皆に囃し立てられ、廊下に置いてスイッチを入れたものの、平らな廊下では、ぴくりとも動きませんでした。
今思えば、モーター4個をタイヤに直結というのは、四輪ダイレクトドライブです。
軽い電池とトルクのあるモーターであれば、ちゃんと動いた筈です。
S君、アイデアは先進的だったんだなあ、、