Windows 10には32bit版と64bit版が存在しますが、Windows
10のバージョン1809にアップデートするには、32bit版は最低16GB、64bit版は最低20GBのストレージの空きが必要というわけ。2019年5月に配信予定のバージョン1903では、アップデートに必要なストレージ容量がより大きくなり、32bit版と64bit版の両方で最低でも32GBの空き容量が求められることになるとのこと。
https://gigazine.net/news/20190427-windows-10-data-capacity/
ストレージのシステム要件が増加した原因は、MicrosoftがWindows 10のバージョン1903で導入した新しい動作にあるとArs
Technicaは記しています。Ars Technicaによると、バージョン1903では将来的なアップデートが問題なくインストールできるように、インストールプロセス用に7GBのストレージを恒久的に確保しているとのこと。これによりOSアップデート時にストレージの空き不足で起きるエラーを回避できるようになるわけですが、ストレージ容量の小さな端末では自由に使える容量が劇的に小さくなることが予想できます。
仮にストレージの空き容量が少なすぎてバージョン1903にアップデートできない場合、バージョン1809のまま残りのサポート期間を過ごさなければいけなくなります。なお、Windows
10のバージョン1809はHome、Pro、Pro for
Workstationsという各エディションでは2020年5月12日に、Enterprise
EditionおよびEducationエディションの場合は2021年5月11日にサポートが切れる予定です。