
幽霊とは言えかなりの美人ですね。
牡丹灯籠と言う怪談です。
牡丹燈籠といえば「下駄の音がカラ~ンコロン」ていうのが有名です。
幽霊なのに足があるというのもねぇ。
下駄の音でゲゲゲの鬼太郎を思い浮かべた人も居るかな?

でも、下駄の音は牡丹灯籠の方が先なんですよね。
【あらすじ】はこんな感じかな
旗本の飯島平左衛門の娘お露は、一目惚れした相手の
萩原新三郎に恋い焦がれ死にし、乳母のお米もあとを追って死んでしまった。
それを聞いて以来、新三郎は念仏三昧の日々を送っていたのだった。
お盆の十三夜。新三郎の家に、なんと、お米に伴われてお露が訪ねてきた。
その手には牡丹燈籠が下げられている。
蛍が飛び交う蚊帳の中をよく見れば、新三郎が抱いているのは骸骨・・・。
新三郎を守るために貼ったお札をはがし、新三郎に持たせた死霊除けの尊像も
取り上げてくれないか、とお米が頼みに来たのだと言う。
そこで夫婦は百両持ってきておくんなさりゃぁ、お札をはがして差し上げますと
お米さんとと約束をし、
翌日、夫婦ふたりで新三郎を見舞う伴蔵とお峰。
金無垢の尊像をすり替えて、幽霊を待っていると、空から小判が降ってくる。
お札もはがすと、お露とお米は礼を言って家の中に。
結局、幽霊に手招きされて、新三郎はあの世へと旅立った。
まぁこんな感じのあらずじなんですが
人間の欲も描かれてますが
怖さより、もの悲しさを感じる怪談と私は感じてます。
※お米さんはお菊さんの世話をする侍女の方の名前だそうです。