活躍といえば台風で災害になったら自衛隊が活躍しますね。
【台風19号】8都県に自衛隊連絡員派遣
河野太郎防衛相は11日の記者会見で、台風19号への対応に関し、東京都庁や千葉県庁など8都県に自衛隊の連絡員を派遣すると発表した。「防衛省・自衛隊(災害対策)」との名称で、災害関連の情報を提供するツイッターも開設した。
河野氏は「停電への対応などは自衛隊単独でできない。必要なところに先行的に連絡員を出す」と述べた。連絡員は千葉県の全ての市町にも配置。ツイッターでは、自衛隊の給水、入浴支援の関連情報などを掲載する。
台風15号 長引く断水、県民生活に影 県、自衛隊に災害派遣要請
台風15号が県を直撃して一夜明けた十日、停電による断水の長期化が市民生活に影を落としている。森田健作知事は同日、自衛隊に給水支援活動などを求める災害派遣を要請した。 (中谷秀樹、太田理英子)
自衛隊は給水用のトレーラーなど五十五台を投入し、断水が解消されない富里、東金、佐倉、市原の各市と横芝光、長南両町の六市町に派遣した。
県が十日午前に発表した段階で断水世帯は八万九千世帯で、順次復旧しているが、水不足に苦しむ人は給水支援が始まった地域以外にもいる。千葉市若葉区の前川敏夫さん(73)も、九日から水道が使えなくなり、一階にある共用の水道から水を調達する。「水洗トイレを使うにも一度ずつ水を注入しないといけないし、冷蔵庫も使えない。電気がないと何もできない」と訴える。
君津市内の民間病院は停電で入院患者を預かることが困難だとして、患者九十九人を県内外に転院させた。このうち、症状が比較的重い八人は自衛隊によるヘリ輸送を使った。県所管の特別養護老人ホーム(特養)など社会福祉施設七百九カ所のうち、十日午後二時現在で百九カ所が停電、九十九カ所で断水が続く。この日も休校した公立学校は四百七十一校に上った。
被害の実態も明らかになりつつあり、県農林水産政策課は、県内の農林水産業の被害総額が百二十六億円を超えると発表した。
県警によると、県内では停電の影響で、十日午後五時現在、木更津市や富津市など県南部を中心に、少なくとも三百四十基の信号機が消えている。各署で発電機を使うなどしているが、対応は追いついていないという。
陸上自衛隊は、国内における地震・風水害・火山噴火・雪害などの自然災害や火災・海難・航空機事故などの際の救助、山などでの遭難者救出などの「災害派遣」に携わり、国民の生命や財産の保護に寄与しています。
自衛隊は、天災地変その他災害に対して人命または財産の保護のため必要があると認められる場合は、都道府県知事等の要請(ただし、特に緊急を要する場合は、要請を待たずに)に基づき、防衛大臣またはその指定する者の命令により派遣され、捜索・救助、水防、医療、防疫、給水、人員や物資の輸送など、様々な災害派遣活動を行います。また、自然災害の他、航空機や船舶の事故等の救援、医療施設に恵まれない離島などでは救急患者の輸送などにも当たっています。
今度の台風19号でも災害が起きた地域に行って活躍してくれるでしょう。