2019年のあるところに、あきデレらという服貧乏な男がおりました。
彼はお城のはる女王を一目見たいと、あわよくば一度ダンスしたいと、さらにあわよくば…と
いろいろ考えていましたが、到底そんなことの叶う身分ではありません。
ある日、はる女王は国中にお触れをだしました。
「メンテあけに天下一舞踏会をひらく。我こそは!と思う者はこぞって登城するがよい!」
あきデレラは舞踏会に参加したいのですが、着ていく服がありません…。
掲示板前でうなだれるあきデレラ、
すると……通りすがりの魔法使いが
「ほらよ!」と立派な身なりにしてくれたではありませんか!
「だがその服のアゲアゲ効果は24時間しか無い……ちょ、待てよ!」
魔法使いのセリフが終わる前にオトナサバにとんだあきデレラは、憧れのはる女王に出会うのでした。


「舞踏会だというのになぜこんなに閑散としているのだろう…」
「細かいことにこだわらずレッツダンスじゃ」
二人はすぐに意気投合し、ダンスをはじめるのでした。


「いやこの服装でこのダンスはおかしいだろう」
「ですよね」


「女王様、時々ドクロがうかんでみえますが、コレはどういう仕掛けなんですか?」
「仕掛けはない。ただの浮遊霊じゃ」

だが楽しい時は早く過ぎるもの、あきデレラはそろそろ女王に別れをつげなければいけません。

「女王さまそろそろおいとまさせて下さい。俺は明日の仕事前までにレベルをアゲアゲしたいのです」
「もう日々の生活の心配をするな、そなたは永久にこの城で暮らすのじゃ」
「え?ひょっとして逆玉の輿…?」

一瞬うかれたあきデレラを女王は背後から強く抱きしめ…
「ぎゃあああああ!ちょこのベアハッグやばいやばい死んじゃう!」
「あはははは」

こうして、あきデレラはお城の浮遊霊として、末永く幸せに暮らしましたとさ。
ではこの後のアゲアゲも適当にアップします。

はる 30アップ

俺35アップ

はる31アップ

俺36アップ
うん、37になったら眠ろうとおもうんだ、パトラッシュ…。

俺37アップ
ルーベンスの絵の天使がきたので、そろそろおいとまします。おやすみ。